内容説明
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西洋絵画では聖書を題材にしたものがたくさんあります。鑑賞する際に役に立つように旧約聖書を物語として楽しめるようまとめました。随所に絵の解説もあり、読み応え満載の大人気シリーズ。
「ああ、楽しかった。
旧約聖書でこんなに笑ったの、人生で初めてだ」
ヤマザキマリさん絶賛!
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教と3大宗教の元といわれている旧約聖書。
世界一のベストセラー本でもあり、何千年もの長きに渡り読み継がれてきました。
そこにはいったいどんな物語が描かれているのでしょうか?
また西洋絵画や彫刻の題材として扱われることも多く、
「旧約聖書の物語を知っていれば、どんなシーンが描かれているのかわかるのにな…」
と感じたことがある方もいるでしょう。
本書では、物語の大きな流れをわかりやすくイラストで追いながら、
名場面を描いた絵画があれば同時に鑑賞する、というスタイルで書かれています。
聖書を物語として読むからこそ、名画の意味がいっそう深く理解できます。
わかりやすいと大人気の「イラストで読む」シリーズで、旧約聖書の世界をのぞいてみてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
82
意外とスキャンダラスで人間関係が入り組みすぎている旧約聖書をイラストで分かりやすく、解説。同時に宗教画の絵解きと描いた画家の背景の説明もなされていて楽しく、学ぶことができます。『アブサロム!アブサロム!』や『ジュゼベルの死』の題名の元ネタになった人物ってそんな人物だったのとか、モーセとカナン兄弟の関係性やソロモンが「後年は愚王」と辛口で紹介されていたりと目から鱗が落ちることばかり。2019/05/13
ちゅんさん
36
海外文学はキリスト教の知識がなければわからないことも多いので聖書を読まずにキリスト教を学ぶという姑息な作戦の一冊目として読んでみた。もちろんこれだけでわかるはずもないがなかなか読みやすくて面白い。見たことがある絵画も聖書がモチーフになってるのも多くてビックリした。やっぱり知ってるのと知らないのとでは面白さが全然違うな。引き続きキリスト教(聖書)関係の本を読みやすそうなのから選んで読みます。2019/07/04
miyu
33
私はキリスト教系の大学出身なので旧約聖書も一応は概論として基礎課程で修めてはいる。でも当時こんなに楽しく解りやすく学べていたら今とは別の道が拓けていたかもしれない(いや、それは無いか)いつものように上手いんだか下手なんだかイマイチ判断しかねるイラストに(笑)これまた恒例のセルフツッコミが随所に散りばめられていて楽しい楽しい。真面目で厳かなシーンの筈なのに堪えきれずに何度も声に出して笑ってしまった。それにしても作者は一体どれだけ旧約聖書を読みこんだのだろうか。頭が下がる。杉全さん最高すぎてハグしたくなった。2019/10/26
梶
29
イラストが人物と結びついていて、ちょっぴり笑えてわかりやすくまなべる良書。旧約聖書について、変に専門家ぶらず、読者と同じ目線に降りて来てくれる著者に感謝しなければいけないかもしれない。内側の興味を基本的な知識へ変換する一助になるだろう本だ。2021/09/16
かおりんご
26
今、2回目の旧約聖書読破に取り組んでいるので、大変参考になった。だいぶ自分自身の知識レベルがアップしたからか、はたまたこの本がイラストと宗教画をふんだんに使っていて分かりやすかったからか、今まで読んできた解説本より理解しやすかった。入門書としてはおススメ。2019/06/29
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