こんな世界でギリギリ生きています

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こんな世界でギリギリ生きています

  • ISBN:9784766002423

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内容説明

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自身の身のまわりをつぶさに見つめ、遠く離れた異国の人の暮らしにもあたたかなまなざしでフォーカスする。荻上チキさんのエッセイに、ヨシタケシンスケさんがイラストストーリーで呼応する。ふたりそれぞれの「めがね」が、読む人に新たなものの見方を示してくれる新しい形のコラム、『暮しの手帖』の人気連載をまとめた書籍の最新刊です。
「身体から本心」(日々のストレスのこと)から、「布団の中で考える」(新型コロナ罹患)など身近な話から、「戦争と憎しみ」「友人に平和を」(ウクライナ取材)など時事的な話題まで読みごたえ充分です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

57
【我々はこの世を生きていく上で、お手軽に自分を助けてくれる「めがねのようなもの」を見つけていかないといけない】題名が秀逸な、荻上チキ&ヨシタケシンスケによる脱力系エッセイ&イラストの第3弾。ヨシタケは「あとがき」で、<小さいものが自分の運命を握っていて、平穏な日常を支えている。そんな構図はめがねに限らず、いろいろあるなあ、と思います。「あたりまえ」が実は絶妙なバランスの上に奇跡的になりたっていて、世の中の3割くらいのマジメな人々の責任感だけに依存している、という事実は、いつも私をヒヤヒヤさせます>と――⇒2025/02/14

Roko

29
チキさんは、子ども時代のスカートめくりも、若かった頃の女子に対するブスよばわりも、原因は自分の中にある差別意識に気づいていなかったからなのだと言っています。自分は何と酷いことをしてきたんだろうと後悔し、自分と同じような過ちを犯す人が減るようにしなくちゃと努力しています。 パワハラ、セクハラ、といったハラスメントのニュースを聞かない日はありません。昨年のM氏の件も、今年のN氏の件も、自分がやったことに対する「私は加害者でした」という意識の欠如が問題なんですよね。でも、それをわからないままの人が多過ぎる(汗)2025/01/27

sibarin♪

20
荻上チキさん、初めて知りました。読みやすく面白おかしく、なるほどと思わせてくれるも言葉あり他の『みらいめがね』も読んでみたいなと思いました。各エッセイにヨシタケシンスケさんが7コマほどで描かれている読み物?イラスト?もいつも通りクスッと楽しめました。ただ荻上さんがウクライナ🇺🇦に取材に行かれた章があった。未だに戦争中であるウクライナの事を忘れている自分にハッとした… もう終わって欲しいと心から願いながら読んだ。2025/01/11

びぃごろ

19
2021~23年暮らしの手帳掲載。チキさんはコロナ禍の生活と罹患した様子、ウクライナへ現地取材に行ったことなど。ヨシタケ漫画はチキさんのテーマを踏まえた解釈がパワーアップしている。どれも刺さったが「もう、しません」がピカイチ。他者への配慮の欠ける発言に対し罰金制度が始まったというもの、リアリティあるしオチも最高(笑) チキさんの方では眼精疲労に20分‐20ft-20秒ルールがよいこと。「看板効果・一貫性原理」があるから、相手の意見の中にも合理性を見出しつつ、事実の究明、選択肢の発見で合意形成へ。うむ。2025/01/31

aloha0307

18
まずは装丁が良いね(*^o^*)まるで海のなかにいるような...荻上チキさんのエッセイ(政経、社会問題、文化現象まで幅広く)に、ヨシタケシンスケさんがイラストストーリーで合いの手を打つ(これがまた面白い)。確かに”めがね”は老化を明確にカバーしてくれるツールだね。お手軽に自分を助けてくれる”めがねのようなもの”を生きていくうえで見つけていかないといけないのですね...2025/04/07

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