内容説明
「逃げる」を生きる
たとえば高齢化が進むコミュニティで「本当に有効な避難訓練」を実施しようとするとき、「平時」の今と、来るべき「その時」と、「その後」の復興過程と、このすべてをトータルで考える必要がある。「避難学」は、災害から逃れられない地に住まう我々を導く人間科学について、これまでの思想を根本的に転換する必要性を指摘し、かつ現場の実践を具体的に変革するための道すじを示す。
【主要目次】
序論 「逃げる」ための人間科学
第1部 コンセプト(概念)編
第1章 避難学のパラダイムチェンジ-八つの提言
第2章 言語行為論から見た避難情報
第3章 能動的・受動的・中動的に逃げる
第2部 ドリル(訓練)編
第4章 熱心な訓練参加者は本番でも逃げるのか
第5章 ハードルを下げた/上げた避難訓練
第6章 津波避難訓練支援アプリ「逃げトレ」
第3部 マジメント(施策)編
第7章 「自助・共助・公助」をご破算にする
第8章 「地区防災計画」をめぐる誤解とホント
第9章 南海トラフ地震の「臨時情報」
補論1 アフター・コロナ/ビフォー・X
補論2 ボーダーレス時代の防災学-コロナ禍と気候変動災害
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2024/12/21
Go Extreme
1
最新事例症候群への警鐘 理想論より次善の原則 空振り/見逃しは「評価」 心理的理解神話の見直し 言語行為論と避難情報 避難宣言型アプローチ 中動態論:能動/受動を超えて 誰の責任か?問いの無効化 社会的スローダウンの中動態 訓練参加と行動の「ねじれ」 逃げトレ、想定外対応支援 コミットメント/コンティンジェンシー 「自助・共助・公助」批判 〈防災帰責実践〉ゲーム 地区防災計画、住民発活動 「とんがった」事例の普遍性 臨時情報と「二刀流」対応 事前避難は「素振り」 ボーダーレス時代の防災学2025/05/01




