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内容説明
インバウンド国際医療が本格的に推進される前から、
インバウンド国際医療の実務・研究者として関心を持ってきた筆者。
これまでの実務と研究を通し培ってきた経験と知見を活かし、日本におけるインバウンド国際医療の課題を考察。訪日外国人患者の治療ニーズに適したシステムの構築を提案する。
国際医療現場における医療情報の非対称性や
異文化の壁を解消するために、包括的な対応・協働・連携が可能な「インバウンド国際医療コーディネーションシステム
(Inbound International Medical Coordination System:IIMCS) 」
の構築の必要性を提言する。
目次
序 章 インバウンド国際医療の時代
1.本書の背景
2.本書の目的と仮説
3.本書の特徴と構成
第1章 インバウンド国際医療への分析視点
第1節 供給から生まれたインバウンド国際医療
第2節 インバウンド国際医療における「ニーズ」と「ウォンツ」
第3節 インバウンド国際医療から創出される価値
小 括
第2章 拡大し続けるインバウンド国際医療市場
第1節 欧米から始まったインバウンド国際医療
第2節 インバウンド国際医療への参入を拡大し続けるアジア諸国
第3節 中国におけるアウトバウンド国際医療の需要拡大
小 括
第3章 日本におけるインバウンド国際医療の誕生と発展
第1節 観光立国から派生されたインバウンド国際医療
第2節 インバウンド国際医療の発展現状
第3節 インバウンド国際医療市場へのSWOT分析
小 括
第4章 日本におけるインバウンド国際医療コーディネーションシステム構築の必要性
第1節 インバウンド国際医療の課題
第2節 外国人患者の「来日前」「来日中」「帰国後」のフローチャート分析
第3節 インバウンド国際医療コーディネーションシステムの提案
小 括
第5章 日本のインバウンド国際医療従事者へのアンケート調査
第1節 アンケートの概要と目的
第2節 アンケート調査の質問と回答
第3節 仮説への予備的検証
小 括
第6章 日本のインバウンド国際医療財の主要利用者中国人患者へのアンケート調査
第1節 アンケートの概要と目的
第2節 アンケート調査の質問と回答
第3節 仮説への予備的検証
小 括
第7章 日本インバウンド国際医療の主要ステークホルダーへのインタビュー調査
第1節 日中インバウンド国際医療従事者へのインタビュー調査
第2節 日中医療渡航支援企業経営者へのインタビュー調査
第3節 中国人患者へのインタビュー調査
小 括
第8章 アンケートとインタビューの調査結果から仮説の検証
第1節 アンケート調査結果のクロス分析から仮説の検証
第2節 インタビュー調査から仮説の検証
第3節 アンケートとインタビューの双方から仮説の検証結果
小 括
第9章 インバウンド国際医療コーディネーションシステムの効果的な運用
第1節 インバウンド国際医療価値の再確認
第2節 マーケティングミックスの視点から
第3節 産業クラスターの視点から
小 括
終 章 インバウンド国際医療コーディネーションシステムの価値向上を目指して
1.本書から得られた価値
2.本書に残された課題
3.「三方良し」を目指して
参考文献
付 録
アンケート調査票①(訪日中国人患者対象のアンケート)
アンケート調査票②(インバウンド国際医療従事者対象のアンケート)