古地図で訪ねるあの頃の東京

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古地図で訪ねるあの頃の東京

  • 著者名:荻窪圭
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 実業之日本社(2024/11発売)
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  • ISBN:9784408651149

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内容説明

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『昭和』の地図は、懐かしさと秘密がいっぱい!

地形図とは異なり、さまざまな民間・公的情報が編集された、地図好き垂涎の「古い市販地図」。
古道の研究家にして地図大好きな著者がコツコツ買い集めた、大正~昭和30年代の「古い市販地図」を読み解きます。
中には「一瞬」だけ何かが掲載されている地図も! 転変激しい東京だからこそ見て楽しい、古地図の世界。

(主な内容)
●第1章 誰もが知る場所を古地図で見ると
麻布台…「台」ではなく「谷」だったころ
池袋…サンシャイン60と巣鴨プリズン
渋谷…電車も街も整理される前の猥雑な姿
新宿…昭和のデパート、令和のデパート
銀座…老舗と最先端が同居する「拡大」してきた町
六本木…戦後急速に人が集まった古い町
業平橋…東京スカイツリーと駅付近はあやかりがち!?

●第2章 今と異なる古地図の鉄道・駅
代田…短期間に頻繁に変わった鉄道路線図
学芸大学…学校名と駅名の関係
調布…調布駅が二つあった時代

●第3章 戦争の影響を色濃く受けた戦中・戦後の地図
淀橋浄水場…一時、草っ原になった!? 西新宿の変遷
十条・王子…かつて軍事施設があった町
丸の内…地図に描かれた敗戦後

●第4章 古地図で見る区界の謎解き
東京22区…5ヶ月に満たない22区時代の熱い想い
世田谷区…2年遅れて「世田谷区」となった千歳・砧
足立区・葛飾区…蛇行する区界はなぜそうなった?

●第5章 古地図に描かれた100年前の道路計画
震災復興計画…幅員72mの道路が作られるはずだった
淡島通り…環七通りにぶつかって終わり「だった」道路
環二通りと環四通り…長い眠りから覚めた計画

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hisashi Tokunaga

1
古地図を無限定にタイトルにするにはどうかな?取り上げられた地域もやや不満。ゆっくり暇なときに再読してみよう。2025/04/28

Go Extreme

1
面として時代を感じる 地形そのものが変貌 迷宮的な繁華街 古地図の空気感 路面電車が明確 巨大な私鉄 軍需工場の痕跡 戦時の抹消 進駐軍の土地接収 将門の祟り 区界の謎 東京に最も近き避暑地 川が国界 災害に強い街づくり 道路計画の変遷 歴史的地名の残存 放射状と環状の構想 失われた風景 新しく生まれた街並み 変わらない営み 復興の記憶 軍事エリアの変容 時代の記憶地図 文化の発信地 地名の由来 都市の記憶 古地図が語る歴史 時代の痕跡2025/04/08

Teo

0
著者はちょっと古い地図好き。私もそう。東京区分地図と言うと、私が初めてお目にかかったのは昭和41年頃で、その時は短期間ながら親の転勤で東京に住んでいた。親が買って来た東京区分地図を食い入る様に見たものだった。小学校低学年だったけど。その頃との比較もある。そう言えば国会議事堂の前って道路が斜めだったのでは、今は違うの?と言うのを今回初めて知る。そしてそのせいで地下鉄の駅も思わぬ所に。2025/04/03

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