内容説明
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響(ひびき)あり、沙羅双樹の花の色。盛者(じょうしゃ)必衰の理(ことわり)をあらはす」に始まる平家物諳は、一大叙事詩として、また国民文学の白眉として古くから親しまれてきた。一貫して流れる仏教的無常感は音楽性ゆたかな名文によって、永く読む人の心を打ちつづけている。本書はみずから仏門に入った瀬戸内寂聴が「祇園精舎」から「大原御幸」まで全編を「栄華」「暗雲」「寂光」の3部に分け簡潔流麗な現代語訳として提供する。グリンプスとは「ちょっと見」という意味で、著名な作家が古典を再話した古典入門であるが、巻末には詳細な解説が付いている。
-
- 電子書籍
- Sab(サブ)な彼女の裏事情【全年齢版…
-
- 電子書籍
- 真の聖女である私は追放されました。だか…
-
- 電子書籍
- トリああああああジ(18) デジコレ
-
- 電子書籍
- PRESIDENT 2020.9.4
-
- 電子書籍
- 家なき子 下