色の物語 赤

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色の物語 赤

  • ISBN:9784798181387

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内容説明

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特別な色「赤」の名作を堪能できる

◆文化と伝統に深く結びついてきた色
火と血の色である赤は、人間が最初に名前をつけた色と言われています。洞窟壁画に始まり、生命の輝きから死の哀悼まで、赤は人間のあらゆる感情を宿す特別な色です。古今東西のアーティストたちは赤に魅せられ、興味深い赤の使い方をしています。

◆あらゆる原型となる色
赤はさまざまな宗教において善と悪を象徴し、両義性をもちます。そして王の特権を表した色は、革命を象徴する色にもなっていきました。本書では古代の壁画にはじまり、マティスやゴーギャン、モンドリアンやロスコらが描いたさまざまな赤を用いた作品を堪能できます。

◆構成(抜粋)
アートのなかの赤/赤の世界地図/赤のヴァリエーション/赤いターバンの男(ヤン・ファン・エイク)/赤い服を着た女性の肖像(アーニョロ・ブロンズィーノ)/妻に嘲笑されるヨブ(ジョルジュ・ド・ラ・トゥール)/アレアレア(ポール・ゴーギャン)/赤いアトリエ(アンリ・マティス)/恋人たち(エゴン・シーレ)/赤のコンポジションB (No.II)(ピエト・モンドリアン)/Untitled(マーク・ロスコ)/Red Dots(草間彌生)/肉屋(アンニーバレ・カラッチ)/マリー・ド・エレディアの肖像(エミール・レヴィ)/朱色のフォルム(フランティセック・クプカ)/The Hull(ハイマン・ブルーム)/夏の真昼(マルク・シャガール)ほか

◆「色の物語」シリーズ
その色はどこから来て、どこへ向かうのか。古今東西文明のなかで、さまざまな意図で使われてきた「色」の歴史とストーリー、影響力を、名だたるアート作品の美しいビジュアルでたどる。「青」「ピンク」「黒」好評発売中。続編「ゴールド」刊行予定。

【著者について】
ヘイリー・エドワーズ=デュジャルダン
美術史・モード史研究家。エコール・デュ・ルーヴル、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション卒業。キュレーター、フリーランスのライターとして、ヴィクトリア・アンド・アルヴァート美術館の調査事業や展覧会に協力するほか、個人コレクター向けのコンサルタントとしても活躍する。ギ・ラロッシュのメゾンのアーカイブ部門の設立を手がけた。パリでモード史、ファッション理論の教鞭をとる

【翻訳者について】
丸山有美 Ami MARUYAMA
フランス語翻訳者・編集者。フランスで日本語講師を経験後、日本で芸術家秘書、シナリオライターや日仏2か国語podcastの制作・出演などを経て、2008年から2016年までフランス語学習とフランス語圏文化に関する唯一の月刊誌「ふらんす」(白水社)の編集長。2016年よりフリーランス。ローカライズやブランディングまで含めた各種フランス語文書の翻訳、インタビュー、イベント企画、イラスト制作などを行う。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

93
赤、をテーマに美術史をさっくり、ビジュアルで2025/02/28

Go Extreme

1
はじまりは赤 最初の色 火と血 相反する赤 善と悪 オークル 最古の顔料 赤の世界地図 赤のヴァリエーション 手は語る 洞窟壁画 赤色の秘密 赤絵式 燃えるような赤 ポンペイ 赤は血の色 キリストの磔刑 勝利者の赤 権力と支配 赤いドレープ 赤い犬 ゴーギャン 赤いアトリエ マティス 恋人たち シーレ 赤い片隅 モンドリアン 肉の赤 フォンタナ 水玉の心 草間彌生 深紅の聖母 赤い水 紅海横断 愛と欲望 コリントの遊女 いいタバコ 鼻煙壺 赤毛の乙女たち 宴の熱狂 ムーラン・ルージュ 赤い旗 革命と希望2025/04/20

kaz

0
初見の作品も多く、楽しい。図書館の内容紹介は『ゴーギャン、マティス、シャガール…。生命の輝きから死の哀悼まで、人間のあらゆる感情を宿す特別な色・赤を用いた美術作品を掲載。色と美術作品の関係を、気鋭のフランス人美術史研究家が解説する』。 2024/12/19

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