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内容説明
フィールドワークとはどんな営みなのか? 今の人類学が人間以外の存在に注目するわけは? 人類学の考え方が学べる画期的入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほし
14
書名の通り、人類学が現代においてどのような変容=知的冒険を遂げているかが分かる良書でした。「異文化」を固定的なものとして描くのではなく、変化と生成的な運動を持つものとして捉える。そのなかで、「歴史」も植民地支配も含めた外部との「もつれ合い」により変化するものとして描く。さらに、人類学の対象として、自然や動植物といった「非-人間」をも含めることで、人間と動植物との相互行為的な関係性について捉えることや、「単一の自然/複数の文化」という切り分けを乗り越えようとする動きがあることが語られます。2024/12/17
koke
9
人類学の入門書。人類学の学問としての変遷、変化についてのわかりやすく理解できました。視点の置き方や方法論など、学問領域としてはどうあっても異端で、辺境に身を置く学問なのだなと改めて思いました。ここ数年、たまたま読んだいくつかの人類学関連の本の位置づけが整理できました。2026/02/24
YT
8
入門講義の体を取っているが、かなり奥深い内容。 なぜエスノグラフィーなのか?という点が大きなポイントだと思う。 一部の理系至上主義者達から、お気持ち主義と捨象されてしまいかねない人類学の仕事の意義をかなり丁寧に描き出していると思う。 あとは、シンプルに人類学に身を置く面白さのようなものも感じた。超素人だから、旧来の人類学の問題意識を元々共有していないため、私にはやや難しめに感じたけど、いい入門書だと思う。著者の不穏な熱帯や マツタケ/ツィン も読んでみよう。2026/08/21
武井 康則
5
今、人類学が大きく変わるかもしれない岐路に立っているらしい。今までは我々とは隔絶した環境ではるか昔からの慣習で生きている種族の所でフィールドワークするというのが人類学だったと思うが、今この現代、我々と隔絶した世界などあるのか。はるか昔からの慣習とはいつなのか、今自然も大異変が起こっているがその影響はないのか。かつて静的だったのが、今本来動的である人の生命をもっとリアルに描写できないものか。そんな今の人類学を7日、7回の講座で解説しようという試み。2025/10/11
teddy11015544
4
まあ入門書ではないね。大学の講義そのものである。わからない部分は自分で勉強して、世界を広げよと。2025/02/06




