内容説明
40万部ベストセラー『99.9%は仮説』著者最新刊!
科学リテラシーなしに、この混沌とした情報社会は生き抜けない。
今だからこそ読んでほしい!
自分で考える力が身につく1冊
現代社会は、科学技術社会になりつつあります。
この社会がどんなふうに動いていて、これからどうなっていくのかを知るためには、科学リテラシーが必須のスキルになります。
科学リテラシーがないと、ともすればフェイクニュースや陰謀論、ニセ専門家が流す間違った情報に惑わされてしまうんです。
自分で自分の身を守るために。
非科学的な情報に惑わされず、正しい判断をするために。
テレビ・ラジオ出演多数のサイエンス作家が教える、科学的なものの見方!
▼PICK UP
・「科学的に正しい」は、必殺技ではない
・メカニズムを解明するのが科学、うまくいくなら使ってみるのが医学
・医者だからといって、本当に専門家とは限らない
・健康食品で使われる「波動」はすべてインチキ
・自然につくられたものが良いと思ってしまうワケ
・「批判」的思考力で、陰謀論にたどり着くという罠
・結論ありきの情報収集をしてはいけない
・科学を学べば、どこまでが「科学」の話か判断できる
▼目次
はじめに
第1章 科学にまつわる「思い込み」の罠
――「科学的」って何?
第2章 あなたのまわりにひそむ「非科学的」思考
――この情報、もしかして怪しい?
第3章 科学リテラシーを鍛える習慣
――科学とどう付き合っていく?
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
107
科学の伝道者としての竹内薫さんが好きだったが、最近の著作は、どうも冴えない。「正しい科学リテラシーを身につけるための科学リテラシー」のような循環論法に陥ってしまう。そもそも「科学リテラシーとは何か」が明確でない。お薦めのテーマはAIと量子技術と言うが、どこまで理解すべきと言うのか。「海外の先進国はマスコミの科学リテラシーが高いが、日本の電波媒体は低い」という指摘には同意。竹内さんがMCだった「サイエンスZERO」のような良質の番組が増え、かつての竹内さんのような善きエヴァンゲリストの存在が必要ではないか。2025/02/04
みき
44
良書。昨今のフェイクニュースは酷いなーと思ってる人にぜひ読んで欲しい本。なぜ世の中にフェイクニュースが溢れるのかフェイクニュースに共感する人が現れるのか、自分がそちら側に行かないようにするにはどうすればいいのかを詳細に記載してくれている。面白いと思ったのは、そういった意見の多くは無知から来る恐怖から来ているというという点と100%を求め、失敗をおそれる国民性から来ているのではないかという点。確かにそのとおりかもしれないなと。科学が発展するとよく分からなくなって怖くなる人もいる。ここは心に留めておこう2025/01/15
南北
34
読み友さん本。非科学的な言説が横行している現代を生き抜くために読むべき良本だと思う。科学は常に反証可能であるという「反証可能性」こそが科学の本質であるとする考え方は重要だと感じた。森林浴で「マイナスイオンがー」なんていうのはまだ許容できる範囲だが、「オカルト水素水」になってくると陰謀論への道を突き進んでしまう。そうならないためには文系・理系関係なく、こうした本を読んで科学リテラシーを高めていくことが求められている。2025/08/14
to boy
17
前半は面白いが、後半はちょっと同じ話の繰り返しで残念。マスコミの情報がいかに科学的でないか、真実よりもセンセーショナルな情報を好むという指摘は同意。メカニズムを究明するのが科学、効果があるなら使ってみるのが医学というのもなるほど。確かに医学はプラグマティズム的な面があるなと思った。2025/02/15
Gamemaker_K
11
科学的なリテラシーが重要だってことは承知の上なのだが、身の回りのテクノロジーの進歩(と細分化)が速すぎて何が起こっているのかをきちんと追いついて認識するだけでも大変なのだ。まあ、あとたかだか30年程度の人生なので、あまり力まずに抗おうとは思いますけどね。・・・科学に騙された経験というのは特にないような気がするのだが、自覚がないだけなのかもしれない。あるいは、無知が幸せであることのいい例なのかもしれないのかなとか思ったりして。2025/03/22
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