内容説明
Xフォロワー17万人超え!メンタルダウンを経験した元自衛官がキャリアチェンジを経て辿り着いた、人生から“逃げない”生き方とは?
自分の失敗の要因を回収することから始め、その要因を「考え方」、「環境」、「働き方」、「人間関係」、「回復」に分けてみました。その上で、自分の感覚だけでなく、これまで培った戦略や戦術、危機管理の知識と経験を当てはめて、人生から逃げなくてもいい戦い方を考えてみました。(「おわりに」より)
幹部自衛官→メンタルダウン→キャリアチェンジを通じて身に着けた教訓をもとにX(旧Twitter)で心を病まないためのノウハウを発信し続け、初の著書『メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語るこの世を生き抜く最強の技術』(2022年/ダイヤモンド社)がヒットとなったわびさんの著作第2弾。
イラストレーター・死後くんのユルい4コマ漫画とともに、心を守りながら人生に立ち向かう教訓を紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スリカータ
9
元々筆者は優秀な人なのだろう。自衛隊の厳しさは想像に難くない。上司のパワハラと激務でメンタルを壊し、転職を重ねて得た今の自由な生活。双子の父親ということで、家庭生活も忙しそうだ。畑作も狩猟をしているとの事で、サバイバル能力も高そう。小さな成功体験を積む重要性。そして後方支援を抜かりなく。自分の一線を越えてくる侵入者には攻撃を、という言葉には共感したが…筋肉で武装できない女性の場合はどう立ち向かえば良いのだろう。2025/01/23
れい
5
【図書館】とてもわかりやすかった。ご自身が自衛官幹部候補だったときに、メンタルヘルスを損ない転職された経験があり、自身の体験も踏まえて書かれている。多分謙遜して自分は強くないと言われているものの、多分普通の人よりは心も強めだったはず。だからこそ、とんでもない大きな壁にポッキリと心が折れたんだと思う。さて、「自分が好きな食べ物がいつも通りおいしいか」「一線を越えてくるやつには撃ち落とす覚悟」など、なるほど分かりやすいと思う言葉が並んでいた。読んでよかった。2025/12/27
らて
5
心のSOSに従って人生から逃げて心身を回復させた経験と、逃げずに踏ん張って環境が好転した両方の経験がある著者が“生存のために逃げない”方法を実践的に伝える内容です。 「「大きな矢印=目的地への方向」は見失わず、「小さな矢印=具体的な進み方」は柔軟に考えよう」(p41) 「逃げていい時、悪い時を見極める」(p42) 「苦しいからといって逃げていい時を誤ってしまうと、戻ってくるのがとても難しくなってしまう」に共感しました。2024/12/07
チョビ
4
実は超当事者ですね。正直筆者の過去を読まないとこの本の魅力はイマイチな気がした。と言うわけで、処女本、読みます!ただこの本を読むのにお手伝いしてくれる某鳥獣戯画さんは、癒しだ。2025/04/09
Nori
2
生きる技術として、たしかにそうかもな、と思ったことを何点か。/"「大きな矢印=目的地への方向」は見失わず、「小さな矢印=具体的な進み方」は柔軟に考えよう"目的地まで必ずしも一直線で進まなくていい、ある程度の振れ幅をもって、ときに道から外れたり、立ち止まったり。/"不確かな未来より「今の気持ち」を大切に"自分で考える将来シナリオなんて主観的なもので当てにならない。判断の基準は今の気持ち。読みたいもの読んで、食べたいもの食べて、行きたいところに行って。今の気持ちに正直に生きることで、迷いも後悔も少なくなる。2025/01/27
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