新潮選書<br> 皇室とメディア―「権威」と「消費」をめぐる一五〇年史―(新潮選書)

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新潮選書
皇室とメディア―「権威」と「消費」をめぐる一五〇年史―(新潮選書)

  • 著者名:河西秀哉【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 新潮社(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 570pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106039195

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内容説明

大正デモクラシー、人間宣言、ミッチー・ブーム、自粛と崩御、生前退位――重要な局面に際して皇室とメディアはいかに相対したのか。時に協調、時にバッシングに振れる皇室報道の裏側とは。注目の天皇制研究者が新聞、月刊誌、ラジオ、テレビ、SNSなどの豊富な実例から両者のダイナミックな関係を読み解いた画期的論考!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

11
皇室とメディアとの関わりは、調和を取りながら、時に反発するという、ふたつの間で揺れ動く感じで、歴史を重ねていった。明治時代から令和の現在まで、時代の移り変わりによって、またメディアの発達によって、報道のやり方は多彩なものになり、身近なものになっていく。その歴史を紐解くヒストリー。親しみのある写真も、バッシングも、どれも皇室の姿。タブーもあるが、ネットやSNSの時代のこれからは、どうなっていくのか。2025/03/27

マウンテンゴリラ

1
本書は、タイトルに示されるように、メディアとの関係を軸とした、主に昭和・平成・令和三代にわたる皇室の歩みを示したもので、その最大のテーマとして、「象徴」の意味とその在り方を描いたものであると感じた。メディア論という視点で読めば、「権威」と「消費」のバランスの中で皇室をどのように捉え、民衆に伝えるか、ということが最大のテーマであり、著者自身も主にそれを意識して書かれたのかもしれないが、そこは、読者の解釈の自由度ということに免じて、主観的にではあるが、皇室の側の「象徴」の在り方をめぐる葛藤を、メディア→(2)2025/03/30

伊達者

1
権威と消費をキーワードに戦後の皇室とメディアの関係を追った本でこれを読むと以前読んだ比翼の象徴のことが気になってくる。後者がやはりずっと皇室寄りという感じかな。ただ学者らしくキーワードで整理しているものの必ずしも成功はしていない感じもする。しかし保守系の天皇観はこの切り口でより理解しやすくなったように思える。上皇の退位問題は意外とあっさり扱っている。一部メディァに偏った宮内庁のメディア戦略も良く見えてくる。2025/01/26

horada

0
**2025/06/03

Y_Kuroyanagi

0
20250202ー202502092025/02/09

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