内容説明
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れんが工場、石造倉庫、円型校舎、炭鉱遺産、アイヌの伝統的住居etc.
厳しい寒波と積雪の重み、海風による火災、鉱山事故――度重なる試練を耐え抜いた質実な建物と、それを受け継ぐ人々のことばと思いを紡ぐ。
北は稚内(わっかない)から南は函館(はこだて)まで、走行距離2万キロ以上の徹底インタビュー&撮り下ろし写真約300点を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろべると
8
アイヌコタンの居宅からウイスキー工場や円形校舎、小樽の倉庫など、様々な北海道の建築遺産を紹介する。かつて道内が現在より繁栄していた当時に誕生したこれらの建築も、その後の変遷により所有者が代わり、別の用途に使われていたりする。それでも今も廃墟となることなく現役で利用されていて、訪れる人はかつての栄華とともに経過した時間の重みも感じることになるだろう。本書は所有者のインタビューとコラムからなる構成で、よくまとまっている。煉瓦造りの建築が多いのは、地元で製造されたことに加えて、やはり冬に備えてのことなのだろう。2025/08/06
めぐぼう
1
歴史的建造物は、どれも、その時その時の空気や、当時の人々の気配が感じられる。どんな人がいて、どんな暮らしがあったのか、建物は時代を経ても当時を知る生き証人のように、今の私達に無言で語る。歴史的建造物を見ると、いつもそんな風に思う。感慨深い。2025/01/10
チョビ
1
同じシリーズの離島版に比べると、建築家の専門家の目線が強くややガイドブック的。北海道だけあってアイヌの観光地(古いものではないかと)か洋館(に付随する廃墟)になってしまい、やや面白みに欠ける。ここから明治になって食いっぱぐれがやってきたのを「フロンティアスピリッツ(と言ってた銀行があったのだよ)」といえば聞こえがいいが、結局対立構造が見えてしまい、また興醒める。自分がその食いっぱぐれの子孫だからねー。2024/12/20
夏みかん
0
たまに行く本屋さんコーチャンフォーにて発見。あの独特の建物が表紙になってる!コーチャンフォー限定みたいで、ついつい買っちゃいました。残ってて良かったと思う建物がいっぱいだけど、立ち入り出来ない所も多々ありそうで残念。いつか行ってみたい。2025/01/21
Teo
0
色々参考になった。将来札幌に行けるかどうか分からないが、行けたら是非行ってみたいと思う建物が幾つもあった。道内全部はちょっと.... 2024/12/19
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