世界の一流は「休日」に何をしているのか

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世界の一流は「休日」に何をしているのか

  • ISBN:9784295410300

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内容説明

世界の一流が休日に必ずすること、絶対しないこと! 年収が上がる「週末2日間」の過ごし方とは? 日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスの発散を心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません。休みが明けても、疲れは依然として残ったままで、ストレスも解消されていない……と感じている人がたくさんいると思います。一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージする時間」(休養)と「知的エネルギーを蓄える時間」(教養)と位置づけているのです。彼らは休日を休息のための時間ではなく、仕事で成果を上げるための「原動力」と考えています。筆者が注目したのは、彼らがそれを「楽しんでやっている」ことです。仕事を成功に導くための準備というと、多くの人が「苦行」や「修行」を連想してウンザリした気持ちになると思いますが、筆者が在籍したマイクロソフトのエリートたちは、スポーツや趣味を楽しみ、休日を満喫することで、自己再生とエネルギー・チャージという二つの目的を実現していたのです。世界の一流の休み方を知って、休日の解像度を上げることは、これまでとは違った視点で自分の休み方を見つめ直すきっかけになります。「こんな考え方もあるんだな」という新たな気づきが、あなたの休日を充実させて、毎日の生活にメリハリを与えてくれることになるのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k sato

86
世界と日本のビジネスパーソンは休日の捉え方が真逆である。日本人は、勤労奉仕のために休日を休息に充てる傾向が根強い。しかし、世界の一流は全く逆だ。「一日休養、一日教養」。著者はビル・ゲイツの元同僚で、働き方改革を支援するクロスリバーの代表。世界の一流は新たなマインドセットに移行したと示している。働き方改革から休み方改革。自己肯定感から自己効力感。ワークライフバランスからワークライフハーモニー。他人と自分を比較せず、自分ならできると自身の能力や価値に自信をもつ自己効力感は、日本の新たな潮流になるだろう。2025/01/25

竹本明

84
「自己肯定感」と「自己効力感」の違い。ここだと思った。自己肯定感とは、自分の能力や評価に対して、自己評価が高い状態のこと。自己評価が高いということは、他の人と比べて「自分が上」と判断することで、ハードルが高くなり、ストレス・レベルも高くなる。それに対して、自己効力感とは、他の人と自分を比較するのではなく、「自分ならばできる」と自分の能力や価値に自信を持つこと。ハードルは自然と低くなり、ストレスを感じる余地のない考え方。ここが、この本から得たところ。ストレスなく小さなことを少しずつ積み上げ、日々精進したい。2025/01/02

Lara

61
休日はだらだら過ごし、特別なこともなく終ることも多いもの。「世界の一流」は、休みのために仕事する、土曜が休養、日曜が教養。そんな過ごし方もあるかもしれない。少なくとも私としては、もう少し目的意識を持ったほうが良さそうだ。2025/07/31

みき

55
こういったタイトルを見て「へー、では世界の平民はどういう休日なのかな?」とか思ってしまう私はひねくれ者。偉くなると金銭的にも時間的にも自由が増えるよと記載のあるとおり、一流の休みを実践するのはなかなか難しい。そういう意味で決して海外礼賛の本ではない。若い時はがむしゃらに働いて、マネジメント職になったらどっしりと、そんなステージの変化に伴う考え方の変化について言っているだけな気がする。ゲイツやベゾス、本書に出てくる他の方がまだ何者でもない時から、こういう休み方だった訳ではないでしょうし。2025/01/09

天乃ジャック

50
「トップ5%」シリーズの越川慎司氏の本です。タイトル通りの内容で、表紙を見るとある程度その内容が想像できちゃうのですが、やはり想像通りの内容でした。ただ、個人的に天邪鬼なことを言わせていただくと、世界の一流が週末を有効に使えるようになる前には、不眠不休でガムシャラに働いていた時期があったはずです。その時期があったからこそ成功を掴み、自分で有効に時間をコントロールすることができるようになったのだと思います。その過程を経ずに、週末の過ごし方だけを真似て、一流になったと勘違いをしないようにしたいものです。2025/03/24

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