内容説明
人気ミステリ作家の頭に詰まっているのは?
魅力的な謎を次々と生み出す米澤穂信。その頭の中にあるものは? 彼を形作った本たちを一挙公開。素顔が垣間見える脚註も大幅加筆!
読者を夢中にさせる“謎”を次々と生み出し、新作のたびにミステリーランキングを賑わせる米澤穂信。彼の頭の中には、何が詰まっているのか? 学生時代から現在まで、米澤が呼んできた本をめぐるエッセイや書評、対談を一堂に集めた、本好き必読の書。本音満載の、本人による脚注を文庫化で大幅加筆、巻末に直木賞受賞エッセイも収録。
単行本 2021年11月 文藝春秋刊
文庫版 2024年11月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
だのん
21
読んだことのあるものから聞いたことのない本まで、たくさんの本が紹介されていて読みたい本が増えました。作家さんとの対談がおもしろく、会話の中でポンポンと本のタイトルが出てきて、読書量の多さに圧倒されました。2025/06/27
スプリント
21
作家さんは読書家である方が多いですが 一冊どれくらいの時間をかけて読んでいるのですかね。 と気になるくらいの読書歴です。2025/04/14
yosa
20
なんて楽しそうに本の紹介をするんだよこの作家。「うわこの本絶対面白いじゃん買う!!」と手を止めて買い求めたことも少々。電子であるなら良いが無ければ書店へ。有隣堂在庫検索が便利だ……なんてことをやっていると全然読み進まなくなってしまったので意を決して歯を食いしばり、取り敢えず読み進んだがきっとこれが正解なのだ。勿体ないことではあるが。後ろ髪は引かれるものの、早めにこの本の記憶を薄めなければならない理由が実はある。財布の中身消失トリックがこの本には潜んでいるからだ。紙の本なら書棚のスペースも確保せねばならん。2025/09/30
ハスゴン
19
文庫版も読んでみました。2024/11/17
時代
13
いやいや、普通そんなに読んでないでしょ!ミステリの数々を。たっぷり紹介してますが、全く読んでません、つか、知りません。米澤氏のミステリ愛に溺れてしまいました。あっしには無理×2024/12/08