内容説明
知性と美貌に恵まれた女教祖は、容赦ない制裁で村の秩序を保っていたが、愛憎劇の渦中に。歪んだ愛は狂気と化し、凄惨な結末を迎える。
ドゥルーズが絶賛したマゾッホの知られざる傑作を初邦訳。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Э0!P!
1
始終恐怖を覚えながらページを進めた。事実はそれほどのことではないのに、語りが介在することによってかきたてられる恐怖があるようだ。2013/12/16
yoru
1
畏怖を呼び起こす程の美貌を持つマルドナ。聖母だから一人に絞れないけど、みんな私をずっと好きでいてね!という生殺し耐えきれず、身近な恋愛を探した報復がこれですか。女王様は美人で長身、という理想は19世紀から受け継がれている様だ。2011/05/03
つゆり
0
有名だけど、まだ読んだことがなかったマゾッホ。 人間の力動の扱いがうまいのだと感じた。 閉鎖的な集団の中にある種の異物が入ることで起こる歪み。 異物に対する排除と取り込みの力。 主でありながら従となり、従でありながら主となる関係。 それらが同時にいくつも重ねて扱われていて、面白い。 2016/11/09
angelooo7
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マゾッホの本は、読んでいて安心する。個人的には『ユダヤ人の生活』のような短編が好きだ。なんで読んでいてこんなにも落ち着き安心するのだろう?内容や描写もあるだろうが、マゾッホの単線的な物語の進め方が大きいのだと思う。2014/09/21
ベック
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マゾッホといえば、被虐的な性愛を意味するマゾヒズムの語源となった作家として認識しているだけで、2009/01/04




