内容説明
2歳で「自閉的傾向のある発達遅滞」と診断された池田侑生さん(33歳)は、自らの資金と思いをもとに家を建てた。「一人暮らしをすることが僕の自立の道」と語り出した背景や本人の決断を後押しする家族の姿を本人や関係者の言葉で丁寧に綴り、障害者の自立の一つの形を示す。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U-Tchallenge
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自閉症の侑生さんが自分の家を建てるに至った様子を垣間見ることのできる内容であった。本人の思いや考えが尊重されていることがよくわかった。それと同じぐらい周囲の人々の思いや考えも支えとしてあるように思った。家を建てるということのインパクトに目が行くが、それよりもさまざまな立場の温かな思いを感じることができる内容であった。2025/02/04
plum
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サブタイトルにある内容通りの内容。1994年3歳2ヶ月に診断が下る。枠書きとして,この時期に大事なことと必要な支援p71。現在までに関わりのあった人々の寄稿。自分らしくいきること。2024/12/20