エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

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エヴリシング・ワークス・アウト 訳して、書いて、楽しんで

  • 著者名:村井理子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • CEメディアハウス(2024/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784484222516

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内容説明

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稼業としての出版翻訳について翻訳家でエッセイストの著者が語り尽くすお仕事エッセイ。実用的で啓発的。翻訳の舞台裏がわかる。

人気翻訳家でエッセイストの著者による、フリーランスとしての仕事論。目指す人は多いが実態が謎めいている「稼業としての出版翻訳」の世界について。出版翻訳家になるには? 出版翻訳家の仕事とは? 出版翻訳家は稼げるのか? 出版翻訳のおもしろさは? 仕事が絶えない状態になるには? キャリアの幅を広げるには? 元祖インターネット世代、ずぶの素人ながら、自作サイトでブッシュ大統領ウォッチを続け、面白い文章を書く人として注目を浴びることになった著者。やがて出版翻訳家としてデビューし、さらにはエッセイの仕事も得るようになった。振り返ると特別な才能があったのではなく、日々の努力と積み重ねが全てだった。今までにやってきたことを、ノウハウからマインドセットまで隠すことなくシェアする。実用お仕事エッセイ。ーー出版翻訳家の仕事とは、1冊の本を最初から最後まで訳す仕事である。これができるかどうかがすべてです。


著・文・その他:村井理子
翻訳家/エッセイスト

1970年静岡県生まれ。滋賀県在住。ブッシュ大統領の追っかけブログが評判を呼び、翻訳家になる。現在はエッセイストとしても活躍。

著書に『兄の終い』『全員悪人』『いらねえけどありがとう』(CCCメディアハウス)、『家族』『はやく一人になりたい!』(亜紀書房)、『義父母の介護』『村井さんちの生活』(新潮社)、『ある翻訳家の取り憑かれた日常』(大和書房)、『実母と義母』(集英社)、『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、他。訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(新潮文庫)、『黄金州の殺人鬼』『ラストコールの殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『射精責任』(太田出版)、『未解決殺人クラブ』(大和書房)他。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

66
【書くことで自分を救ってきた】翻訳家&エッセイストが思いを語り尽くす。「おわりに」で、<私が読者のみなさんにお伝えできることは、“ただ一つの「好き」を追い続けることは、決して無駄ではない”ということ/誰も振り向かないようなこと、それでも自分は大好きなことがある人はラッキーです。それを絶対に手放さずに持ち続けてください。そして、その素晴らしさを多くの人に伝えるように、記録に残してください。/あきらめずに、自分のためだけに継続してみてください。もし失敗したとしても、落ち込まずに次を見つければいいのです>と。⇒2025/02/18

レモングラス

54
翻訳、エッセイ、家族のいろいろ、これほど忙しくて、こんなにも真っ直ぐに楽しんでいて、いつも村井さんの本には元気を貰っていますが、今回はさらに面白く、ただひとつの「好き」を追い続けること、それを絶対に手放さずに持ち続けること、記録に残すこと、そしてそれをあきらめずに、自分のためだけに継続してください、と。もし失敗したとしても、落ち込まずに次を見つければいいのです。落ち込んでいる暇はありません。私たちの人生はそこまで長くないのですから。そんなことが書かれている「おわりに」が沁みてきます。2025/06/05

新田新一

48
面白くて、ためになる良い本でした。エッセイストで翻訳家である著者の仕事論。私も昔翻訳の仕事をしていました。産業翻訳の和文英訳です。audibleを聞きながら、自分の訳文をチェックされるそうですが、これは訳抜けや誤訳のチェックに役立ちそうです。自分は出さないで、原文に忠実に訳すことを何より重視されているそうで、この姿勢には深く共感。私も翻訳するときにそれを心掛けていて、できない時はクライアントから叱られました。翻訳の仕事が何より好きで、それが生活の中心になっているという生き方は理想的だし、見習いたいです。2025/08/16

tetsubun1000mg

31
翻訳家としてではなく、実兄が無くなったことを克明に綴った「兄の終い」がきっかけで読み始める。この作家のエッセイはけっこう好みで「本を読んだら散歩に行こう」「村井さんちの生活」「ある翻訳家の取り憑かれた日常」等を読んでいる。 エッセイがきっかけで翻訳作品も読み始めたが、洞窟や南極の氷河を長時間潜水する女性潜水士ジル・ハイナースの「イントゥ・ザ・プラネット」、学校にも行かせてもらえず虐待を受けた少女が大学に行って人生を変えるタラ・ウェストーバー「エデュケーション」忘れられないような衝撃をうけた作品が多かった。2024/12/18

紅咲文庫

27
本文(p93)より▪️でも、辞書を引いてみるとよくわかりますが、知っていると思っていたはずの単語をちゃんと知らなかったなんてことは本当によくあります。▪️翻訳家の仕事に知的なイメージがあるのだとしたら、知識でカバーできないものがあるということを、素直に認めている点がそう映るのだと思います。世の中にはわからないこと、知らないことがたくさんあるのだと、私たちは知っています。それだからこそ、徹底的に調べるのです。翻訳家の仕事の半分は、調べ物だと言われる所以です。2025/02/02

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