青春新書インテリジェンス<br> フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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青春新書インテリジェンス
フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

  • 著者名:岩竹美加子【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 青春出版社(2024/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784413047050

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内容説明

世界幸福度ランキングで、7年連続1位に輝いたフィンランド。フィンランドの学校には「良く生きるための授業」がある。それが、心理学、社会学、政治学、哲学など、様々な分野を横断しながら、自分の人生観を育むための知識と教養を得る「人生観の知識の授業」。「良い人生って何?」「生きる意味はどこにある?」などの問いに向き合いながら、自分だけの答えを探すフィンランド独自の授業、そしてその教科書から、幸せに生きるヒントを探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマザケ

13
今の学習指導要領はフィンランドをモデルにしたと聞く。フィンランドはPISA(国際学力調査)は常に上位。少人数学級、個性重視、自主性尊重のこの国の教育は興味深い。国民の幸福度も高い。 日本の教育は戦後、一斉指導、勤勉、規則遵守、道徳を重んじてきた。今は、その教育も限界が来ている。優れた面もある。検定教科書のおかげで全国津々浦々で高いレベルの教育が受けられる。 国民性や文化の違いがあるので、フィンランドと日本を簡単には比べられないが、「人生観の知識」の授業は素晴らしいと感じた。授業をこの目で見てみたい。2025/08/07

はるき

13
高校の教科書のレベルの高さに驚きしかない。先行き不明な世界を生き残るには、賢明な市民が必要で、そのための投資は惜しまない。西洋に対する過剰な自負より他文化への共感を。良き討論は相手を尊重することから。学びが多い良書。2025/03/04

おさと

12
日本の教育は確かに国にとって都合の良い人間を育成しているだけなんだけれども。フィンランドの「人生観の知識」という学び、確かに素晴らしく、私もそんな教育を受けてみたかったと思うのだけれども。あまりにもフィンランド〇、日本×な主張が強すぎて、いわゆる「上から目線」が強すぎて押し付けられている感が強かった。でも読んで良かったよ。2025/01/05

まゆまゆ

11
フィンランドの学校で教えられている「人生観の知識」について紹介する内容。良い人生とは、の問いに答えはないが、前提とする平等やこどもの権利をベースにどうやってウェルビーイングを叶えるか、をなぜそう考えるのかを主に対話を通じて知識を得て考えていく。自分で調べる、とはたいていユーチューブの誤った動画で騙されること、には笑った。2025/03/31

じんこう

6
自身は日本で子供はフィンランドで教育を受けた経験から両国の違いを教育論から分析した本。表紙からもう少し砕けた内容を想像していたがガチだった。どちらが正しい教育かは、国民性や歴史、宗教観から大きく影響を受けるので難しい所だが、日本の教育は横並びの大切さ(従順であること)が第一で柔軟な思考や対話が決定的に欠けていると感じた。それらは社会に出てから個々に習得するもの、なんならそこでもはみ出ないことが大事と暗黙の了解も。もういい歳になったことを幸いに自身が幸せになるために考え続ける必要があると思えた。2025/03/13

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