会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

  • 著者名:斉藤仁【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • あさ出版(2024/10発売)
  • 夏の総決算!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~8/31)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866677071

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内容説明

トヨタ自動車株式会社代表取締役会長・豊田章男氏が
「私の教科書」「私の経営の師」と公言する、
伊那食品工業株式会社最高顧問・塚越寛氏の聞きがたり自叙伝。

塚越氏が提唱し、経営の根底を支えてきた「年輪経営」とは、
どんなに天候が不順でも樹木に年輪ができない年はなく、
一年に一本年輪を刻み、前年より確実に少しずつでも成長していくことになぞられている。

不況などにも大きく左右されず、低成長でいいから昨年より今年、
今年より来年と確実に成長していくことが大切ではないか。
成長は単なる売り上げや企業規模ということではない。
社員が明るくなった、会社のイメージがアップした、
人からいい会社になったと言われることなども立派な成長である。
そうしたことが社員のしあわせに繋がっていく。

社員がしあわせを感じられれば、
モチベーションが上がり業績も向上していく。
そして社会に役立つ企業へと成熟していくというものである。
極貧、結核、経営苦などいくつもの困難を跳ね飛ばし、
「年輪経営」で社員やかかわる人々のしあわせを願い続け実現し、
日本を代表する経営者や日銀総裁にまで影響を与え続ける、
塚越氏の経営力はもちろん人間性・人生哲学に迫る一冊。


■目次

●プロローグ【 悲運 】貧困と闘病の中で

●第1章【苦難と希望】どん底からの出発(たびだち)

●第2章【挑戦 】社員のしあわせの実現を目指して

●第3章【飛躍】 責任と夢と覚悟と情熱

●第4章 【信念】つながり広がるしあわせのカタチ

●第5章【未来】 すべては人々のしあわせのために

●エピローグ【永遠】いつまでも「まず社員のしあわせ」を考える会社であってほしい

■著者 斉藤仁(さいとう・じん)
映像プロデューサー、ディレクター 人を大切にする経営学会会員。
1956年群馬県伊勢崎市生まれ。 20歳で映画スタッフを志し単身京都へ。
幸運にも東映京都撮影所の録音部に職を得、『水戸黄門』などの時代劇制作に従事。
その後帰京し映画監督新藤兼人氏に師事、脚本の指導を受ける。
47歳で映像制作会社有限会社ジングを起業。
59歳のときに塚越寛氏の講演を聴き感銘を受け、日本でいちばん大切にしたい会社DVDブックシリーズとして、
『現場探訪編 伊那食品工業の年輪経営』『経営者インタビュー編 伊那食品工業株式会社 塚越寛会長 経営と人生
を語る』(当時)を制作し、あさ出版から販売。


■伊那食品工業株式会社最高顧問 塚越寛(つかこし・ひろし)
17歳のときに肺結核に罹患。3年間の闘病生活を送る。
21歳のときに子会社である伊那化学寒天(現・伊那食品工業株式会社)に社長代行として出向。
その後、社長・会長を経て現職。
経営哲学「年輪経営」は経済界に多大な影響を与え続け、国内外規模を問わず「師」と仰ぐ経営者が少なくない。
また、自社の発展のみならず、地元の発展にも注力。
なお、長野県では一般向け主力商品の「かんてんぱぱシリーズ」が幼いときから身近にあり、
親しみを感じるブランドとして浸透している。

目次

●プロローグ【 悲運 】~貧困と闘病の中で~
●第1章【苦難と希望】どん底からの出発(たびだち)
●第2章【挑戦 】社員のしあわせの実現を目指して
●第3章【飛躍】 責任と夢と覚悟と情熱
●第4章 【信念】つながり広がるしあわせのカタチ
●第5章【未来】 すべては人々のしあわせのために
●エピローグ【永遠】いつまでも「まず社員のしあわせ」を考える会社であってほしい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杉坂フェノメノン

4
TOYOTAの豊田章男会長が「経営の師匠」と仰ぐ伊那食品工業の最高顧問、塚越寛氏の評伝。これまで氏自身が著した経営に関する本は何冊か読んでいたが、第三者によるインタビュー形式で、氏がこれまで触れてこなかった幼少期、黎明期の細かなエピソードに触れているのは貴重。特に氏が提唱する「年輪経営」に思い至るまで、どのような苦労があったかを知れて良かった。2024/10/03

DiceK

2
家族のような会社。社員が幸せになることを目指す素敵な会社。目的と手段を間違えないような経営判断が必要。2025/03/16

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