内容説明
平安時代の人々にとって、装束は「身分の標識」だった! 公家から僧侶まで、衣服の構造のすべてを身分秩序と重ねて解説した決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshihiro Yamamoto
1
😅 分かりそうで分からない(歯が立たない)本。とにかく読めない漢字が高頻度で登場する。初出の漢字にはルビが振られているが、2回目からはルビはない。例えば袙(「あこめ」と読む)。そもそも「袙」というもの自体を想像できないし、読み方も全く手がかりがないので、二度目に出た時に読み仮名を思い出せない。これ一つなら、なんとかなろうが、こんな漢字が本当にたくさん出てくるので、「何て読むんだっけ?」と引っかかり、肝心の書いてあることが頭に入らない…袿、帖紙、皀羅、襪。読み方が難しい字も…一幅(ひとの)。教養のなさか?2024/12/19