内容説明
被災地や殺処分間際の猫を救い、新たな家族への譲渡を行うねこかつの梅田達也さん。生体陳列販売の根絶やTNRなど、猫と人との幸せな在り方をめざしできることを考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
41
読み友さんの感想を読んで。本当に微々たるものですが保護猫活動をしている身なので、強く共感し、「わあ、ここまでされているんだ…」と一喜一憂しながら読みました。命を売買することのジレンマを抱えつつ、今この時に追われながら、「ねこかつ」がなくなることを願う私たちの仲間がもっともっと増えますように。2024/11/09
k sato
24
県民として遣る瀬無い。かつて茨城県は猫の殺処分が全国ワースト1。笠間市にある動物指導センターでは年間2千匹の命を奪った。この現状に耐えかねたセンター職員が埼玉県で「ねこかつ」を運営する梅田達也さんに助けを求めたのだ。そして、梅田さんたち愛護団体の尽力により茨城県の猫殺処分数は年々減少している。しかし、ゼロではない!表紙のキジトラ3兄弟はセンターから引き取られ、梅田さんに「ずっとのおうち」を探してもらった。野良猫や子猫を見つけると、保健所に相談する人が多いことに愕然とする。その先を想像できないのか?2024/10/12
宇宙猫
20
★★★ 子供向けの保護猫活動についての本。表紙にもなている そうじ機三兄弟がかわいい。2023/01/12
喪中の雨巫女。
18
《私-図書館》亡くなった実家のれお君も、保護猫でした。先代みい君は、野良猫でした。可愛い猫がいたら飼いたいなあ。2022/12/17
小紫
12
児童向けの本らしく、ルビがふってあり字も大きいので小一時間で読めてしまいます。埼玉県にある猫の保護団体の成り立ちを紹介した本ですが、ここに限らずいろいろなところにこうした団体があって、かわいそうな猫たちを助ける活動をしているのだろうと思うと頭が下がります。《図書館》2022/11/21