内容説明
きもちよく うんこ していますか??
やせられないのは細菌のせい? 清潔な家で育つとアレルギーになりやすいって本当? 男性との握手には気をつけたほうがいい!?──わたしたちの健康と幸福の鍵をにぎる細菌たち。よりよい共生のための、有益で刺激的な、大人のためのうんこ読本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
細菌との深い関係 体を生態系として捉える 多様な細菌群集 細菌叢のバランス 有病割合 糞便由来の細菌 志賀毒素 分子シャペロン 殺菌剤耐性菌 エアロゾルによる拡散 手の表面の細菌数 リステリアのアウトブレイク 手洗いの重要性 抗生物質耐性菌 ペニシリナーゼ バクテリオファージ 多様なサブハビタット ニッチ 小腸細菌過剰増殖 短鎖脂肪酸 無菌動物 おならの臭いの原因 腸内細菌の個人差 免疫系との相互作用 一卵性双生児の研究 プレバイオティクス 衛生仮説 パートナーシップ 腸活 善玉菌と悪玉菌2025/04/13
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2024年10月初版。訳下ろし。タイトル付けが上手い。内容は専門的でした。オイラはクローン病罹患者ですが、参考にはなりませんでした。2025/02/21
siomin
1
タイトルは強烈だが、内容は腸内細菌が人体に与える影響を述べた、実にまじめな一冊。とはいえ、翻訳本でところどころにユーモアが混じっているので、気軽に読める本です。「斧は木を切るのに最高の道具だが、鉛筆で斧を削り始めたら手袋をチャリティショップに寄付することになる」とあったけど、この比喩が不明だった。腕を切り落として手袋が不要になる、という意味なのかな。しかし、トイレの後に4割の男性は手をしっかりと洗っていないというのは実に恐ろしいはなしだ。2025/02/07
なりたく
0
コミカルな言い回しが多く、しっかりと科学的な内容なのに読みやすく純粋に面白かった。"細菌とは何か"から始まり、衛生、腸内細菌(腸内マイクロバイオータ)、腸内細菌と免疫や肥満の関係、シンバイオティクスの話へと進む。病原性細菌が危険なのであって、それ以外は基本的に無害である、だからといって衛生管理を徹底するにこしたことはないし、衛生仮説は今は旧友仮説へとシフトしつつあることは良い学びであった(自然と触れ合う機会はどうやら大事そうだが)。腸内細菌が今後医学的に重要になる可能性があるので、楽しみに待とうと思う。2025/07/17
takao
0
ふむ2025/06/24