中公文庫<br> 水底のスピカ

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中公文庫
水底のスピカ

  • 著者名:乾ルカ【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2024/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122075658

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内容説明

容姿端麗で頭脳明晰な転校生・汐谷美令は、白麗高校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで孤立してしまう。
最初の友達で孤高を演じる松島和奈、美令が孤立する原因を作った城之内更紗。
それぞれに秘密を抱えながらも、深く関わっていゆく三人の濃密な一年の軌跡を描く。

アンジェリーナ1/3との対談を収録。〈解説〉中江有里

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

26
容姿端麗で頭脳明晰な転校生・美令、クラスのカースト上位・更紗、そして一歩離れて周囲を観察する和奈。この三人それぞれが抱える秘密、悩み。辛い現実もあるけれど、やっぱり高校時代って素敵だなぁと読み終えて感じます。メインは三人の女子が友情を育んでいくストーリーですがここに加わる男子二人・萌芽と清太がとてもいい味を出してます。子供達はしっかりしているのに美令の両親ときたら。子供からしたらまさに「ハズレくじ」。でも親だから逆らえないという辛さ。単行本では一人だった書影前面が、文庫化して三人になってるのがなんか素敵。2024/11/09

Hula

2
★★★★★2025/07/14

るる

1
高校生ならではの自分を特別だと思いたくなる感じや、他人と比較して見下してしまう青さが懐かしい。特に和奈が海に辿り着けなくて萌芽と言い合うシーンは印象的。自分が普通の人だと自覚するのは辛いけれど、そんな自分に一生懸命な時期を通して成長していくんだろうな。話に波が少ないので中盤まで読み進めるのは大変だったけれど、最後の終わり方は良かった。2025/03/01

のっぷ

1
それぞれが自分の事で精一杯。でも、どこかで誰かと共鳴して…懐かしいなぁ。2024/11/06

まみたんたん

0
ラストが物足りなかった。

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