社会関係=分業論の視座 - いま再びマルクス&ウェーバーの智慧に学ぶ

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社会関係=分業論の視座 - いま再びマルクス&ウェーバーの智慧に学ぶ

  • 著者名:田中廣
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 中央公論事業出版(2024/10発売)
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  • ISBN:9784895145251

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内容説明

業界のリーディング企業の経営者が、学生時代から追究し続けたマルクス&ウェーバー論の「本質」を集大成させた好著。初級者の手引書としても、上級者の実践書としても、おすすめの一冊。

目次

田中廣  ――人と学問――(慶應義塾大学経済学部教授・池田 幸弘)
はじめに

第1部 マルクス編
 第1章 マルクス前史
 第2章 マルクスの視座の確立
      ~『ドイツ・イデオロギー』以降
  (1)フォイエルバッハ批判 ~対象的活動の把握~
  (2)社会関係=分業論の視座 ~垂直的分業と水平的分業~
   *補論I
     (A)『ド・イデ』に於けるマルクスとエンゲルス/
     (B)共産主義了解の論理構制上の問題性
  (3)唯物史観の「諸問題」~物象化論的論理構制~
 第3章 マルクスの弁証法
   *補論II マルクスと現代経済学

第2部 ウェーバー編
 第4章 ウェーバーの思想史的背景
 第5章 ウェーバーの社会把握の視座
  (1)経済学社会学体系
    1. 基本概念
    2. 支配の諸類型
    3. 経済社会の構造把握、歴史認識事例
      古代社会経済史/近代初期の英国型とプロシア型/
      対内経済・対外経済
  (2)宗教社会学
      自然・原始宗教/儒教と道教/ヒンズー教と仏教/古代ユダヤ教/
      キリスト教/イスラム教/プロ倫/世界宗教概観/転轍手論
  (3)合理化の歴史哲学
 第6章 ウェーバーの社会科学方法論「理念型」「価値自由」
   *補論III 現代経済学への方法論的指摘
 結語

 小論 資本制企業の把握方法 ~所有と経営を巡って
    1. 本稿の狙い
    2. マルクスの資本制企業把握
    3. ウェーバーの近代経営Betrieb把握
    4. 現代資本制企業把握へ
      企業組織の進化と企業組織論/現代ICT世界の企業理解/
      現代グローバル大企業理解/現代ファミリー企業の理解
    5. 結語

 あとがき
  参考文献一覧

感想・レビュー

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ひ※ろ

0
★★★☆☆2024/11/09

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