第3版 役員1年目の教科書

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第3版 役員1年目の教科書

  • ISBN:9784911064108

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内容説明

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■第3版によせて
2021年4月に新版を発行してから、はや3年が経過しました。新版では、コロナ禍をふまえ、ニューノーマルを見据えた経営テーマを織り込み解説しました。2024年、コロナ前の日常を取り戻している状況となりました。そこで、第3版では、その後の経営トピックとして、以下のテーマを取り上げています。
・パーパス経営
・人的資本経営
・Z世代のマネジメント
・ハラスメント
・生成AI
・不正防止(風土改革と企業文化)
・顧客価値と値決め
・イノベーション
・生産性向上(生産年齢人口減少)
上記の項目以外にも、上場企業に適用された新たな会計基準(収益認識)や四半期報告制度の見直し、税制改正(法人課税)など既存の項目についても適宜改訂を行い、また、ステークホルダー資本主義に基づく会計の考察(コラム)も行っています。
改めて、経営課題は、経営上の普遍的なテーマと、環境変化により認識すべきテーマの2つに大別できると思います。環境変化により認識すべきテーマには、今後普遍的なテーマに位置づけられるテーマもあるでしょう(ステークホルダー主義やESG/SDGs など)。
経営者たる役員1年目の皆様にとって重要なことは、これらの経営課題をもれなく認識し、自社における重要性や優先順位をつけながら、全体を俯瞰する力・大局観であると思います。

目次

■第1 章 経営理念とビジョンの浸透、戦略の立案
① 経営理念・方針の浸透
② ビジョン策定の手法・プロセス
③ 基本戦略と中期経営計画の全体像
④ 戦略策定プロセスと戦略の本質
⑤ 独自性の追求・確立
■第2 章 人財マネジメントのポイント
① 役員と従業員は立場が異なる
② 人財をマネジメントするとはどういうことか
③ 人的資本経営とは何か
④ 価値観の合う人財を採用する
⑤ 人財が育つためには
⑥ リーダーシップを発揮する/ 発揮させる
⑦ モチベーションを向上させる
⑧ 人事制度を運用する
⑨ 労務コンプライアンス管理を徹底する
⑩ ハラスメントを正しく理解し、誠実に対処する
■第3 章 会計の勘所(経営者目線、役員はここを視る)、役員がおさえておくべき会計ルール
① 財務会計の基礎(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)
② 会計制度の概要(日本の会計制度・開示情報を理解する)
③ 財務会計の応用
④ 役員がおさえるべき税務のテーマ
■第4 章 管理会計のポイント
① 管理会計
② 損益分岐点分析
③ 新規投資の採算性(投資の意思決定)
④ 減損会計
⑤ のれん
⑥ 資本効率と資源配分
■第5 章 経営目標達成のためのマネジメント
① マネジメントシステムの確立(財務数値管理と活動目標管理の有機連携)
② 予算管理とは
③ 活動目標管理
■第6 章 情報技術の活用
① 経営と情報、情報技術
② 情報技術の活用による変革
③ 情報をお金にかえる~顧客視点の重要性
■第7 章 経営の三大リスク
① 不正リスク
② 不作為リスク(リスクテイクしないリスク)
③ 不人気リスク
④ 風土改革と良い文化作り
■第8 章 持続可能経営
① SDGs(17のゴールと169のターゲット)
② ESG
③ ステークホルダー主義(株主第一主義からの転換)
④ 持続的成長と中長期的な企業価値向上

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