内容説明
特集
能登半島地震から考える今後の大規模地震対策
―見えてきた課題、得られた教訓を次にどう生かすか―
2024 年1月1日の16 時10 分頃、能登半島北部を震源とする「令和6年能登半島地震」が発生した。地震の規模はマグニチュード7.6、最大震度7の強い揺れを記録し、多くの建物が倒壊し、地盤災害、地震火災、津波などで多くの犠牲者が出た。地域を結ぶ道路網をはじめ、電気や水道などのライフラインも至るところで途絶え、孤立集落が多数発生し、救助活動やその後の復旧は困難を極めた。
本特集では、この能登半島地震を多面的に検証し、そこから見えてきた課題と得られた教訓を今後の大規模地震の対策にどう生かしていくかを考える。
※本特集内の能登半島地震の被害状況等は、各機関が2024 年8月21日に発表した数値を記載しています。



