内容説明
高齢社会日本、老人の数は今後人口の1/3にもなると言われており、多くの人が介護施設に入ることが予想されます。
介護施設もさまざまで、その種類の違いからはじまり、最終的にはどのような施設を選べばいいのか、延命はどうするのか、最期はどう送ればいいのかなど悩みはつきません。
著者の田口真子氏は介護老人保健施設に勤めるお医者さんで、病院勤めの医者は知らない介護の現場や、実情を知っています。とくに、現在施設長を務めている介護保険施設は、認知症が改善するなどさまざまなケアを低価格で受けることができる、入所はもちろん在宅でも使えるお得な施設なのにあまり知られていないのが現状で、この老健をうまく使うことが介護を楽にするポイントだと述べています。
このような内部の実情や今後の介護医療について、そしてベストな介護施設選び、また最期はどこで亡くなるのがいいのかなどをわかりやすく解説しています。
目次
はじめに
・そもそも介護って? 何が分からないか分からない人がほとんど。こちらが分からないからケアマネにも質問できない
・介護施設で介護を受けるか、自宅で介護を受けるか二択ではなく、両方を上手に使って介護を受ける時代に。
・介護本はいっぱいあるけれど、制度の説明だけでなく、もっと踏み込んだ施設の内容を説明!
第1章 介護に迷ったらまず老健へ!
第2章 介護施設の違いをしっかり理解して使いこなそう!
第3章 失敗しない介護施設の選び方・見極め方
第4章 施設入所する際の基礎知識
第5章 延命治療と急変、看取りについて
第6章 誤嚥性肺炎と床ずれについて
第7章 病院と施設、どちらで最期を迎えるか
第8章 在宅介護という選択
第9章 介護側も知っておきたい認知症薬と治療法
第10章 介護の未来
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