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内容説明
楽天・三菱商事・NTTドコモ・ソフトバンク・三井住友FG、五大ポイント経済圏の20年の死闘!企業やビジネスの命運握るポイントはどのように生まれ飛躍したのか。関係者への徹底取材を基に経済圏の苛烈な覇権争いを克明に描く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
d2bookdd
29
面白かった!ポイントの違い、余り気にしていなかったが、使える店の違いや、取得するデータの違いや、背後に関わる『人』の歴史があることを知り、増々ポイント好きになりそうです!2025/01/26
ロクシェ
27
評価【◎゚】2024年に読んだノンフィクションで個人的1位の本。歴史には日本史、世界史などがあるが、本書では「共通ポイント史」をテレビドラマを観ているような感覚で楽しめる。本書の主人公はTポイントの生みの親であり、楽天ポイントを共通ポイントとして普及させた功労者・笠原和彦氏だ。共通ポイントの歴史を紐解くことで、「TポイントはなぜVポイントに吸収されたのか?」「PayPayはどのようにして生まれたのか?」「ファミマやゼンショーではなぜPontaだけ貯められないのか?」といった疑問の大半が解消することだろう。2024/12/31
よっち
26
Tポイントの生みの親や関係者への徹底取材して、楽天・三菱商事・NTTドコモ・ソフトバンク・三井住友FG、5大経済圏の20年戦史を解き明かした1冊。Tポイント誕生時の楽天との軋轢、慎重論の打破といかに拡大したのか。コンビニ王者の侵攻と挫折、ローソンが立ち上げたPontaによる新たな経済圏。楽天に移り新ポイントを立ち上げたことによる古巣との全面対決。Tポイントとの楽天の攻防、そしてドコモやソフトバンク、三井住友FGの参入まで、今に至るまでの過程にはターニングポイントもたくさんあって、なかなか面白い1冊でした。2024/11/25
キタ
26
いやー、ここ最近のビジネスノンフィクション系ではダントツにおもしろかった。 全て登場される方が、実名で掲載されていて、何人かお会いした方が登場していていたのがリアルでいい。 読んで最後思ったのが、やっぱりビジネスを動かしてるのは「人」ということ。 各業界で、いろんな方々が汗かきながらもがきながら頑張ってるんだよね。いい本でした。しかし、お会いしたことがなかったけど、尊敬してた経営者が実は既に老害化されているのは悲しかった。メディアイメージと実際は違うのね。やはり、自分のモットー「話半分に聞く」ですね。2024/11/09
ossan12345
25
10数年前、ポイントと言えばTポイントだったところから、楽天ポイントとdポイントの二強に収斂されるまで、使っている側はいつの間にかそうなっていたという感じだが、裏ではこのような人間ドラマがあったとは。所詮時々の偉い人の気持ち一つで、「企業ごっご」と言えばそれまでかもしれないが、タイミングひとつで数億円・数兆円というお金の動きが変わってしまう面白さやダイナミズムはあるだろう。ポイントそのものよりも購買データの分析・活用など技術革新的なところが大事なのだと思う。AI化が進展する今後、この分野は益々重要だ。2025/04/16
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