内容説明
ちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと気鋭の言語学者・川添愛さんが、「言語学」という枠を超えて、日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。 ●「普通においしい」の「普通」って? ●「サボる」「ヤバい」の由来は? ●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い? 身近なのに意外とややこしい!? 繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
133
常日頃、何気なく使っている言葉。今、この感想を書いていること自体が、まさにそう。いつ頃からだろうか、言葉に興味を持つ度合いが、どんどん広がり深くなってきている。チコちゃんではあないが、何で?と改めて考えてみると興味が尽きない。もちろん、言葉は生き物だと思っているので、日々変化していくし、それが面白い。そんな中で思っているのが、使う言葉を選びたい・奥行を出したいということ。背中を押された気分になる。2024/12/03
trazom
121
川添愛先生の本が好きだ。本書は、先生とふかわりょうさんの対談形式。ふかわさんは、日本語に対する鋭い感性と興味をお持ちのようで、普段から疑問に感じている日本語の使い方を川添先生に説明するという形で対談が進む。ふかわさんが主として話すような格好になり、先生の見識に触れたい読者には少し欲求不満が残る。しかも、英語と日本語との比較というようなありきたりの展開も多く、自然言語処理の専門家としての先生の知見を動員するところまで話が深まらないのは残念。尤も、難しく考えず「日本語界隈」の話題を楽しめば、それでいいのかも。2025/10/06
ネギっ子gen
89
【ふかわりょう様 不覚にも 「言葉の巧みな使い手」である貴方をスルーしていたこと 深く謝罪致します】タレント・ふかわりょうと言語学者・川添愛の対談集。巻末に、参考文献。お二人の対談に加え、ふかわ氏の短編小説『さえずりの沈黙』が秀逸でした。焼き鳥酒場で客が日頃の鬱憤をさえずる――。まずは、ため息ばかりでお猪口を片手にした男の嘆き。「もう生きていくのが嫌になっちゃったんだよ/悪者だよ、完全に/もともとはこんなイメージじゃなかったのに、ある日を境に嫌われ者になっちゃったんだよ。僕は何もしていないのに」と―― ⇒2025/02/08
とよぽん
89
日本語って、意外と無理ゲーですね。という表紙カバーの言葉は、タイトル以上に私の興味を惹いた。サンキュータツオさんが日本語に詳しいことは知っていたが、ふかわりょうさんが、こんなにも言語感覚と観察の鋭い方とは知らなかった。川添さんとのやり取りもとても面白く、日本語の変化や誤用が主流になっていく例など刺激がいっぱいの日本語界隈だった。2025/01/02
ぼっちゃん
52
日本語のあれこれをふかわりょうさんと言語学者の川添さんが語る対談集。私も「忖度」と言う言葉は相手の気持ちを推し量るという良い意味だったのに、あの事件で急に悪事を依頼するような意味で用いられるようになったなと思っていたので忖度の悲哀は納得できた。最近の猛暑であれば「夏軍曹」などの言葉ができるかもとか「ギャラ感」と言葉ができているなど、言葉もこのように色々考えると面白いと思える1冊でした。【Kindle版】2025/02/23
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