内容説明
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アーティストとはなにか、なにを考えるべきかを伝える
アーティスト・イラストレーターとして活躍中のマテウシュ・ウルバノヴィチ氏による自伝的イラスト理論を覚書としてまとめた1冊。長年執筆してきたブログエッセイを中心に、改めて作者自身のアートに対する考え方や人生観などを再構築。「アートの道」「道具」「ライフスタイル」「ロジカル」の4つの観点に分けて、読者に伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
碧緑(あおみどり)旧だいだい
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魅力的な風景イラストを描くマテウシュさんのエッセイ集。イラストが魅力的なのに、エッセイはそうでなかった。もとが英語(なのかポーランド語なのか)でそれを翻訳したから、ということだけではなさそう。彼は文章の才能はたぶん、ないのだ。日本人の読者にとって面白いのは、共産主義国であったポーランドでの生活の描写(少ししかない)。彼が日本で発見したことは日本人にとってはあまり珍しいことではなく、ふーん、という感じでしかない。シャーペンって日本の発明なの?ふーん、という感じ。すみません、こんな感想で。2024/11/27
るなぴょん
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本屋で偶然見つけた「東京店構え」というとても気に入った画集の作者が本作の著者だった。私は何がこんなに気に入ってるんだろう、と思った。彼の絵には絵の奥に音が聞こえ、人が描かれてないのに、人が見えるのだ。それだけではない。時間さえも感じさせる。この本は、彼がしたためたブログ記事をまとめ、本用に加筆したものであった。 たくさん、共感するところ、ちょっと難しくてよくわからないところ、共感を飛び越えて感動するところがあった。 あぁ、やっぱりこの作者の絵が好きだなと思って出会えたことに感謝した。2024/11/29