双葉文庫<br> 死に方がわからない

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双葉文庫
死に方がわからない

  • 著者名:門賀美央子【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 双葉社(2024/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575715088

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内容説明

自殺マニュアルではありません。「ひとりっ子親なし配偶者なし子なし」のひとり暮らしが増えている昨今、若くても、親兄弟がいても、部屋で倒れたまま不幸にも亡くなってしまうという、孤独死ならぬ孤立死をしてしまうかわかりません。本書は、ボッチのみなさんが、いかに部屋で腐らず、綺麗に人生を閉じるかを、実例を挙げながらユーモア溢れる文章で指南する”実用エッセイ”です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あられ

9
久坂部羊氏の小説を読んで、延命治療はしないつもりだったが、それだけでは足りない。何につけ、お金が必要で世知辛い。が、お金で解決できるとも。いちおー子どもはいるけれど、あてにできないし、あてにしてはいけないと思う。しかし、これでもか! というくらい心配ごとが列挙され、片付けられる気がしない。。。子どもになんとかしてもらおう。←他力本願(笑)保険金殺人事件で「ロス疑惑」があがっていて、懐かしいような、そういえばあったなぁ。。。←遠い目。。。2025/03/04

たっきー

8
タイトルと紹介文の「ボッチのみなさんが、いかに部屋で腐らず、綺麗に人生を閉じるかを」指南する実用エッセイというのが気になって手にした。子どものいない私は、早いうちから少しずつ人生のしまい支度を考えていかないといけないのかもしれないと思った。2024/11/23

きょ

6
走り読みしてしまったが、実用的な本だ。病を得て気力が弱りかけ、私に「老衰で死ぬにはどうすればいいのか」と尋ねる老親に読んでもらおうと思って買ってしまった。著者は「おひとり様」で、「実用エッセイ」としてまとめたとのこと。「死の準備教育」を唱えたり、死を哲学的にとらえる本は多く見かけるようになったが、そういわれても、死に方ということについて真っ向から、学術的に寄らない書かれ方の本は意外と少ないかもしれない。そして悲観しすぎず、あっけらかんと書かれているのもよい。これは私自身の指南書になるだろうという本だった。2024/11/23

KG

3
今の自分と未来の自分で、死に対する考え方が違っていた場合、どちらが自分の考えなのか。そんなこと考えたこともなかった。実際、子供の頃と今では死に対する考え方は変わってきている。この本にもあるし、実体験を通じて感じていることでもあるが、どうやら認知機能の低下は自分では気づけないらしい。そうなると、事故や病気などを含めて、いくつかのケースで自分がどうありたいかを今のうちに考えておくのは大事なことだとわかった。仏教の教えや戒名の意味など雑学も嬉しい。未来は分からないが、どうやって老いていくかは考えていこうと思う。2025/04/19

Go Extreme

1
完全な孤独死予備軍 体の自然な使用限度はおよそ50年 人為的な手段が必要 不本意な死 老衰による自然な死 経済的な不安も孤独死のリスク 寂しい死 積極的に独居生活を選び 老老介護の末に孤立死 誰にも看取られず 相当期間放置される 安否確認や見守り体制 わたしの終活登録 嫌な死に方を避ける 病院死が主流 無益な延命は避けたい リビング・ウィル 尊厳死を選ぶ 人間は一人では死ねない 身の回りのものを整理しておく 遺族の負担を減らす 社会的な存在として死んでいく 誰かの助けが必要 他者との縁を大切に2025/04/15

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