内容説明
物理・数学・漢字・美術・哲学・文学・論理・クイズ――それぞれが溢れんばかりの知識と好奇心を持つ、彼らの「学びへの情熱」はどのようにして生まれたのか? 幼少期のエピソードから勉強に目覚めたきっかけ、両親や恩師から受けた大きな影響、進路決定の理由まで、コンテンツを提供し続ける原動力の秘密が明かされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
22
志賀さんの美術の話と河村さんの読書の話を読みたくて。本当は描く人になりたかった志賀さん。知識という裏付けがあるうえに感性が鋭い。論文で藝大に入っただけあって、言語化が上手い。私はこういうバランスよく物事の本質を捉えられる人になりたかったんだけど、それに伴う悩みなんかもあるようで、難しいものだなあ。河村さんは「読書をすることによって、人の感情というものを捨てた時期がある」と言っていたことがあって、それはどういうこと?ととても気になっていたのでした。あとがきは伊沢さんでなくて須貝さん。学びは勝ち負けではない。2025/01/01
かめりあうさぎ
16
初読み作者様。好きなYouTubeチャンネルなのでファンブック的な感じで購入。それぞれの個性が出ていて面白かったです。映像も勿論楽しいけど、こうやって各個人の考えを文章化してもらえると、彼らの動画内での行動の裏にある何故が垣間見えるようで嬉しい。きっと主には学生向けの本なんだろうけど、大人の私でも好奇心を忘れずに色々なことを知っていきたいなっと思いました。2025/01/18
うずら
12
よく聴いているpodcastでQuizKnockの存在を知った。QuizKnockの動画は見たこと無し。(今度見てみよう!)メンバーの皆さん優秀なのにとても素直で謙虚。こんな豊かな学びがあるんだなあと心が温かくなった。16歳くらいの頃の自分に読ませたい本だった。2025/01/30
須戸
4
Quick JapanのQuizKnock特集の延長みたいだと思った。主に焦点が当てられるものがクイズではなく各メンバーの好きなものだから、勉強ができるかどうかではなく、何かを「学びたい」という感情が持てるかどうかが大事なのだろうなと考えた。おすすめは読書がテーマとなっている河村さんの章。これのライターがメインのバージョン(あさぬまさん、シャカ夫さん、鹿野さんあたり)も読んでみたいけれど、書籍としては出ない気がする。仮に読めるとしたら書籍ではなくWEB記事になるのかなという期待は少しある。2024/11/28
じーも@この度本屋さんとかを開きました
3
とても読みやすく、動画で知っている分イメージしやすかった。なんとなく教科というか専門別のように話しているけど、おもしろいから学ぶというのが伝わってきてよかった。2025/02/24