内容説明
物理・数学・漢字・美術・哲学・文学・論理・クイズ――それぞれが溢れんばかりの知識と好奇心を持つ、彼らの「学びへの情熱」はどのようにして生まれたのか? 幼少期のエピソードから勉強に目覚めたきっかけ、両親や恩師から受けた大きな影響、進路決定の理由まで、コンテンツを提供し続ける原動力の秘密が明かされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
23
志賀さんの美術の話と河村さんの読書の話を読みたくて。本当は描く人になりたかった志賀さん。知識という裏付けがあるうえに感性が鋭い。論文で藝大に入っただけあって、言語化が上手い。私はこういうバランスよく物事の本質を捉えられる人になりたかったんだけど、それに伴う悩みなんかもあるようで、難しいものだなあ。河村さんは「読書をすることによって、人の感情というものを捨てた時期がある」と言っていたことがあって、それはどういうこと?ととても気になっていたのでした。あとがきは伊沢さんでなくて須貝さん。学びは勝ち負けではない。2025/01/01
かめりあうさぎ
17
初読み作者様。好きなYouTubeチャンネルなのでファンブック的な感じで購入。それぞれの個性が出ていて面白かったです。映像も勿論楽しいけど、こうやって各個人の考えを文章化してもらえると、彼らの動画内での行動の裏にある何故が垣間見えるようで嬉しい。きっと主には学生向けの本なんだろうけど、大人の私でも好奇心を忘れずに色々なことを知っていきたいなっと思いました。2025/01/18
うずら
12
よく聴いているpodcastでQuizKnockの存在を知った。QuizKnockの動画は見たこと無し。(今度見てみよう!)メンバーの皆さん優秀なのにとても素直で謙虚。こんな豊かな学びがあるんだなあと心が温かくなった。16歳くらいの頃の自分に読ませたい本だった。2025/01/30
羽
10
わたしはこの歳になっても、自分が本当は何が好きで何が向いているのかよくわかりません。QuizKnockのメンバーは、自分はこうだからこの分野(数学、漢字、美術、哲学など)が好き、と自己分析し、自分の軸をはっきりもっている人が多く憧れました。好奇心旺盛な自分の子(2)にも、好奇心の芽を枯らさず学び続けていってほしいと願っています。そのためにもわたしが、いま彼の興味があることはなにか注意深く観察して、絵本や図鑑、おもちゃなどを手の届くところに置き、家庭環境を整えていきたいです。2025/10/03
ともぞー
5
QuizKnockのメンバー8人+2人による、学ぶことへの向き合い方についてのそれぞれのルーツが語られる。若いうちに読んでおくと参考になることもあるかと思う。私ももうQuizKnockに出合ってから長いが、クイズ王伊沢にも心を病んだ時期があったことや、鶴ちゃんが研究ではなくQuizKnockを選んだ理由、漢字の山本さんが先進理工学部出身のバリバリの理系だったことなど非常に興味深かった。また、特に ふくらPの論理の力への想いや、ナイスガイ須貝さんの考え方には共感できた。2025/09/20
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