すらすら読める新訳 自由論

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すらすら読める新訳 自由論

  • ISBN:9784763141729

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内容説明

「自由は狂気と表裏一体だ」成田悠輔氏が「まえがき」を執筆。
165年を経た現代SNS社会にも通用する必読の名著!

「この本は『社会は個人に対し、どのような権力を、どの程度まで行使できるか?』について書いたものだ」とミルは言います。そして、「人は他人に危害を加えない限り自由だ」と主張します。しかし、「人の意見は反対意見を受け入れて考察されることによってさらに高まっていくのだ」とも述べています。19世紀において世界に、そして日本にも大きな影響を与えた哲学者の思索であり、イギリス経験主義哲学の極致とも呼ばれるそうです。その内容は現代人にも必ず役立つに違いありません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

11
本書では少数派の意見を尊重するだの、言論・表現の自由の重要性が論じられています。一方、現実世界では批判的な意見を放映するTV局の放送免許を取り消すと言い放ち、言論界を委縮させる大統領はこの「自由論」からすれば即座に排除すべき主権者だと思われる。どうも関税問題といい何から何まで狂った世の中になってしまったようだ…2025/09/25

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