講談社文庫<br> ラストソング

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講談社文庫
ラストソング

  • 著者名:野沢尚【著】
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 講談社(2024/10発売)
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  • ISBN:9784062759663

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内容説明

光あるうちに、ゆけ! 野沢尚の傑作青春小説

博多のライブハウスで宿命的に3人は出会った。地元のスター修吉(シュウ)に挑みかかった一矢のギター。ロックが大嫌いだった倫子(リコ)はリーダー修吉の彼女になり、夢を追い上京した彼らを支える……。持てる才能だけを信じ、一度きりの日々を懸命に疾走する者たち。『破線のマリス』以前に野沢尚が書いた青春小説の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Take@磨穿鉄靴

53
大好きな映画。邦画では一番かな。チープなコトバだけど青春。自分の。20才の頃に観たのかな。モックンがカッコ良くて、カッコ良すぎてハートを撃ち抜かれた。ジュン(一矢というか吉岡秀隆)も大好きだった。キャストもストーリーも音楽も映像も本当に素晴らしく裸で歌う「浜辺の歌」とかね。日本ってやっぱり良いなぁと思える大好きな作品。何故かビデオにはなってるのにDVD化されてないので幻の名作。そんな映画の小説化。物忘れが目立つようになった私だが鮮明に脳に焼き付いているシーンの数々。→2019/08/31

ざれこ

20
男友達に借りて読みました。今の私にはちょっと青春すぎるかなーとか、「けんかをやめてー」という竹内まりやの歌が脳内を流れたりしてかゆくなるところもありましたが、バンドみんなでうまくいくとかじゃなくて、才能のある人とない人を残酷に分けちゃうあたりとか、ラストのビターな味わい、青春が終わった音が聴こえるようなラストは、いい意味で、やはり野沢さんの厳しさかなと思いました。誰かに照らされる光はもうなくて、暗闇を一人で歩いていくようなラストは寂しいけど前向きでした。ラストソング、聴いてみたかったです。2018/01/20

やなぎ

18
こちらも、どなたかのレビューを見て、気になって読んでみた。時代は昭和。バンドをやっている若者が仲間割れや挫折をしながら夢を追いかける、みたいな話。展開に意外性はなく、やや平坦に感じた。65点。音楽もスポーツも、成功するのはほんの一握り。才能と努力だね。僕にはどちらも無い。その代わり穏やかな人生。あとがきを読んで驚いたが、映画が先だそう。しかも著者は有名な脚本家らしい。全く知らなかった。名古屋出身で、若くしてお亡くなりになったことも。さらに今wikiを見たら…、そうかぁ…。お、コナンだ。2026/02/28

kz

17
博多のライブハウス「飛ぶ鳥」で出会ったライター志望の倫子、天下を夢見るボーカル修吉、卓越したギタリスト一矢。博多を飛び出し、東京で一花咲かせるため上京するが、徐々に歯車が狂っていく。不安定な三角関係、憧憬と嫉妬、認められない感情が入り交じった人間臭い小説。一人称の視点が頻繁に変わるのでさまざまな人間の思惑や内面に迫ることができる。「ラストソング」に込められた思いは修吉と一矢にとってどんな意味を持つのか。最後まで読んだときにその魂の叫びに刹那にかけた人間というものを感じた。2018/04/25

たけ

14
かなり前、野沢さんにはまった時期があり、久々に再読・・・のはずなんだけど、全く覚えていない(笑) 初読みのような感覚で、ドンドン読んでしまいました♪ 本棚にある、他の野沢の本も再読しよう。 でも、野沢さんの中で、評判のよかった1冊は買ってない様子なんですよね・・・(^^;)2017/10/27

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