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内容説明
国連の「フォレストヒーロー」にも選ばれた気仙沼のカキじいさんが世界各地で見て、聞いて、食べた!
「森と川と海」がつながることの大切さを、これからの子どもたちに伝える紀行エッセー。
プロローグ カキが世界に連れていってくれた
第1章 フランス/広葉樹の豊かな森を見て「植林」の夢を抱く
第2章 スペイン/元祖リアス海岸はロブレの森が育てる豊かな海
第3章 アメリカ/カキ養殖の父・宮城新昌が広めた太平洋ガキに思いを馳せる
第4章 中国/「カキの村」でおいしい干しガキを食べる
第5章 オーストラリア/地球初の生命体「ストロマトライト」から地球の健康を考える
第6章 フランス/ルイ・ヴィトン発祥の地フランスでカキ交流を深める
第7章 ロシア/親潮に乗って北三陸沖にやってくる、鉄を含んだロシアの流氷
第8章 アメリカ/アメリカ最大の鉄鉱石鉱山がおいしいカキを育てる
エピローグ --森は海に恋い焦がれ、海は森に恋い焦がれる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
42
畠山重篤さんの本は、随分、久しぶり。森が海を作る。その意味を知ってから、物事の見方が変わった記憶がある。それにしても、この好奇心とエネルギーは、見習わないと。2025/01/19
yyrn
26
昔、気仙沼で3年間勤めていた時、唐桑半島には何度か遊びに行ったが、幹線道路から外れて曲がりくねった狭い峠道の先にある舞根(もうね)という湾奥の集落には車で一度通っただけだ。そこで牡蠣養殖を営む著者がやがてその世界では知らぬ人がいないほどの人物になろうとは、まったく想像もできないくらいのどかな海辺なんです、舞根という場所は。そんな漁村から、世界各地のカキを知りたいと出かけて行った行動力こそが著者の武器であり、魅力なんだな、ということが良く分かる本。▼この前読んだ「牡蠣礼賛」(06)と重複する話は多いが⇒2025/04/29
inokori
6
図書館本。 ベタな読後感だが「牡蠣食べてぇなぁ」2025/01/01
nago
3
カキを養殖しているおじさんが、植樹する。「森は海の恋人」だから!その理由や、世界のカキ事情、鉄の活躍など。見たままの景色は関連がある、つながっているのですね。フォレスト・ヒーローになった漁師さんのおはなし。2025/05/28
Go Extreme
2
森は海の恋人 山に木を植え海を豊かに 森には魔法使いがいる 海と山のつながりを知る スペインでも森は海の母さん 必要以上のものはとらない漁 宮城新昌と太平洋ガキ移植 故郷にそっくりなシアトルの海 地球初の生命ストロマトライト シアノバクテリアが酸素を作った 海は貧鉄、鉄は日本の生命線 森林の腐葉土が海を育む 東日本大震災、海は生きていた いかだが浮かぶ希望の風景 宮城種がフランスを救った恩返し 手仕事への誇りと職人技 黄砂の鉄分が海の生産力に アムール川の水は鉄の味 世界を結ぶ森里海のつながり2025/05/01
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