やさしく強い経済学――逆転の成長戦略

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やさしく強い経済学――逆転の成長戦略

  • 著者名:大門実紀史
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 新日本出版社(2024/10発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784406066549

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内容説明

お金持ちや大きな企業だけに顔を向けた自公政権の冷たい経済。これに替わる、人を大事に経済こそ「やさしく強い経済」だと、わかりやすく解説する書き下ろし!
従来型の「成長から分配へ」という発想からの「逆転の成長戦略」を生き生きと語ります。気候危機打開のとりくみ、ジェンダー平等、デジタル社会の発展のさせ方など、斬新に解明!

〈目次〉
第1章 冷たく弱い経済から、やさしく強い経済へ
 (1)「やさしく強い経済」とは
 (2)新自由主義とは、けっきょく何だったのか
 (3)もう新自由主義から転換するしかない
第2章 逆転の成長戦略
 (1)「分配から成長へ」―まず分配せよ
 (2)やさしく強い成長戦略

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

逍遥遊

3
59-02-20221020 【ベストブック候補】面白かった。というか、非常にわかりやすく今の日本経済について書かれていた。少し「?」となる部分もあるが、それは政策・考え方の相違であって、特に否定するものではない。 ただ、この本を読んで、共産党という政党は本当に大衆目線にいるのかと疑問に思う。著者は落選し政界引退をされたようだが、このような政治家をもっとマスコミに出して「いいこと言うな」「え?共産党って、そんなこと考えてたの?」って認知していく努力をすべきでしょうね。2022/10/20

新橋九段

1
共産党の経済政策の案内としてはわかりやすい。いささか校正が甘い点が気になるし、既に社会背景が変わってしまった点もあるが。2025/03/16

SATOMAN

0
第1章 冷たく弱い経済から、やさしく強い経済へ 21世紀初頭から蔓延り出した新自由主義が、いかに日本の経済を痛めつけてきたかが解説される。1995年に社会人になってから、民営化、派遣労働、非正規といった社会の変化を見てきた。「バトルロワイヤル」でキタノが言った「この国は、すっかりダメになってしまいました」と言うセリフ。その後の近視眼的な経済政策で、経済成長も賃金の増加もできず、さらにダメになった日本。新自由主義からの脱却が不可欠。2023/05/14

愛の工場長

0
まず分配せよ①大企業の内部留保に課税②富裕層に課税③消費税を減税。成長戦略①賃上げ(最低賃金の引き上げ)と社会保障の充実②気候危機打開の取組は経済成長にも貢献③ジェンダー平等の実現(アイスランド)が経済の未来も決める④個人情報保護とデジタル化の両立こそ発展分野⑤人を大事に育ててこそ日本経済の未来がある(新自由主義教育改革にストップをかけ、学問の自由を保障する)格差で読む日本経済(岩波書店)ヤコブスドッティル、キャロルグラハム幸福の経済学、GDPR、個人の尊重原理を組み込んだAIネットワーク、垣内亮(あきら2023/05/12

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