新潮文庫nex<br> 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

  • 著者名:森晶麿【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新潮社(2024/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802954

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内容説明

ある日、職場で不可解な殺人事件に巻き込まれた潤子。事情聴取後、日課のジャンク飯を食べに向かうと、なんとそこには愛しの推し・天草茅夢(あまくさちむ)の姿が! 突然の出会いで興奮収まらぬ中、ジャンク飯への愛で意気投合した二人。事件のことを打ち明けると、彼は目を輝かせ推理を始めた。う~ん、この探偵、頭も良いけど何より“顔が良い”。推しが探偵で、助手が私の新感覚タッグミステリ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

37
サラッと読了、面白かったですね。転職する度にとんでもない事件に巻き込まれる星野潤子とそこに必ず現れる潤子の推し・天草茅夢。ジャンク飯が共に好きなことから意気投合した2人が遭遇する事件の真相は無理があるともないとも言えない絶妙な塩梅…。そして一連の事件がラストに向かって収束していく疾走感のある展開と食欲を誘うジャンク飯のギャップが良かったです。2024/11/17

よっち

35
職場で不可解な殺人事件に巻き込まれた潤子。事情聴取後に日課のジャンク飯を食べに向かった先で、愛しの推し・天草茅夢と出会い一緒に事件を解決する連作ミステリ。突然の出会いで興奮収まらぬ中、ジャンク飯への愛で意気投合した2人が挑む、庭園の片隅で死んでいた当主の真相、シティホテルで亡くなったゲストが遺した双子の文字、奇術師の脱出王はなぜトイレの窓から脱出しようとしたのか。そして明らかにされる潤子の事情と探偵役の王子に抱く疑惑。ハイテンションでテンポの良いストーリーに、ジャンク飯がまた美味しそうな楽しい物語でした。2024/10/31

rosetta

27
★★★✭☆潜入捜査中の潤子はジャンク飯屋で推しのアイドルと知り合う。病みつきになる要素てんこ盛りと、同じ趣味で意気投合した愛しい相手に自分が巻き込まれた事件を相談すると、推しは美しい顔だけではなく抜群の推理力を見せた。こうしていくつもの事件に二人は関わっていく。まぁ他愛のない軽い読み物ではあるが、一話目で闇月家に代々伝わる和歌って言うけど五七五なら俳句だろう?!文庫書き下ろしとは言え新潮社ともあろうものがこんなミスを犯すとは嘆かわしい2025/02/04

ち~

24
殺人事件に巻き込まれた潤子が訪れるジャンク飯屋で、偶然居合わせる推しの俳優・天草と謎を解く4話。事件の謎、ハイカロリーのジャンク飯、最終話まで引きずる2人に隠された秘密…どれをとっても盛り盛りの盛りまくり。でも胃もたれする事なく美味しく読了。2024/11/04

みい坊

20
イヤイヤ…王子。それは食べ過ぎでは。何度となく言いたくなる食べっぷり。結局、王子の食べっぷりを楽しむ物語だったかな。超人気俳優の天草茅夢こと王子と潤子の出会いはジャンク飯。潤子が遭遇する事件をジャンク飯を食べながらサクッと解決しちゃう王子。密室、降霊会、怪しげな事件に関わってしまう潤子は何者?N機関って?その辺りはさらっと流された感じ。王子が良かったのでまた読みたいなって思う。2024/12/25

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