- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
『情熱大陸』(TBS系列)をはじめ、ドキュメンタリー番組やスポーツ番組など多種多様な番組やCMでナレーションを務め、日本を代表するナレーターのひとりである窪田等の初の著書。「彼の声を聞かない日はない」と言われるまでに、精力的に数多くの仕事を手掛けてきました。そうした現場の積み重ねで培ってきた「伝える」ことについての哲学と技術を、本書であますことなく公開します。自分が「伝えたい」ことが相手に「伝わる」ためには、まず相手の立場で考えることが大切です。伝える相手が何を見て、何を知っているのか。それらを理解して、話す言葉を選ぶ必要があります。また、相手が聞きやすい「間」も重要です。相手の気持ちを高めるため、相手が理解する時間をつくるために「間」をとることは、伝わるために非常に効果的です。一方的に自分の話したいことを喋っても、相手には伝わりません。相手に寄り添いながら、話す言葉を選び、話すタイミングを調整する必要があります。このように、より相手に「伝わる」ためにさまざまな工夫やコツがあります。本書では、ナレーションの現場のエピソードなども交えながら、生活や仕事で活かせる「伝え方」を、ひとつずつ丁寧に説明していきます。伝わるための工夫を重ね、突き詰めてきた窪田等による「伝える」ことの集大成となる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばずし2487398
27
「情熱大陸」のナレーター窪田等さんの著書。具体的な発声のノウハウというより現場づくりや仕事への向き合い方などがメイン。映像、音楽、台本、そして映像に出てくる出演者が漏らす言葉や環境音。それらへの、なんと細かい配慮なのか。ナレーターは同じ舞台に役割を持っている役者の一人なのだ。その声を聞けばああ!と皆が分かる大御所でありながら、他の製作者の中に入り込み積極的に意見し自身も皆も納得できるものづくりに努力する姿。若い人達も鼓舞されるだろう。芸術家でなく職人だとご自身が言う通り謙虚で誠実な人柄が何より勉強になる。2025/02/17
Yasuko
1
朗読について友人と話した次の日に図書館に行ったら、この本が新刊本コーナーに。窪田等さんの朗読をいくつか聞いたことがあるが素晴らしい声の方だ。読み手の思いを押し付けるのでなく、書かれた世界を伝える、「伝える」というあくまで受け手優先であるという意識が必要、という点が印象に残った。話す際の間の取り方、文の終わり調子など参考になることも多々あった。コロナ時に自宅から何かを発信したいと考え、宮沢賢治などの名作を朗読、編集をし毎週YouTubeにアップ、趣味の釣りの時間がなくなるほど面白くなってしまったのこと。2024/12/11
卓ちゃん
0
どうすれば伝えたいことが「伝わる」か、その「伝え方」の数々を教えてくれている。ナレーターの人が日ごろどんな風に仕事をしているか知らない。どのようにしてナレーターの仕事を極めているかを垣間見させてもらった。2025/04/08
-
- 電子書籍
- パワハラギルマスをぶん殴ってブラック聖…
-
- 電子書籍
- 過去への扉【分冊】 5巻 ハーレクイン…
-
- 電子書籍
- 経営知識が国境を越えられない理由 DI…
-
- 電子書籍
- ユキポンのお仕事(12)
-
- 電子書籍
- ヤバい日本経済―常識を疑え!金融・経済…