書物とデザイン

個数:1
紙書籍版価格
¥4,620
  • 電子書籍
  • Reader

書物とデザイン

  • 著者名:松田行正
  • 価格 ¥4,400(本体¥4,000)
  • 左右社(2024/09発売)
  • ポイント 40pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865284294

ファイル: /

内容説明

かたい書物からやわらかい本へ。

文字が発生した紀元前から活版印刷、写植を経てDTPに至る現在まで、古今東西の長大な歴史を網羅。

50年以上グラフィック・デザインに携わってきた松田行正の集大成にして、「書物とデザイン」の歴史を追う決定版!

かつて人の手によって写され、豪華に装飾され、堅牢な表紙を持った「書物」は、いかにして軽く、カラフルで遊びに満ちた現代の「本」となったのか。

文字の発生から、なぜ冊子の形になったのか、現代の本や文章にも影響する書式が生まれた経緯や、アラビア文化が及ぼした影響の大きさ、日本や中国の書物や紙、音読から黙読への移行、印刷術や書物の小型化の歴史など、字体にまつわるエピソードなど、古今東西の話題をあまねく網羅し、2000年以上の歴史を展開。

さらに、紙の誕生や、著作におなじみの小口印刷の秘密、書式についてのこぼれ話など読みどころ満載のコラム、現場を目の当たりにしていた著者だからこそ語れる、活版印刷・写植、DTPへと至る「印刷技術の発展とデザイン」、古代から現代まで為政者やイデオロギーによって書物や本が燃やされていた歴史をまとめた「焚書史」など、付録も充実。

遊びと冒険に満ちた「書物とデザイン」の歴史を一望できる、永久保存版!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

asadaame

2
著者の松田行正は、工作舎の松岡正剛や杉浦康平のもとで修行したブック・デザイナー(エディトリアル・デザイナー)。 アッシリアの粘土板から、今我々が読んでいる本になる過程のデザインの変化について書かれている。やっぱり現役のデザイナーだけあって目のつけどころが細かい。目立つ印刷技術、表紙デザインの話だけでなく、フォントや余白のとり方まで歴史を遡って解説している。 2025/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22173714
  • ご注意事項

最近チェックした商品