ビッグテックはなぜSF作家をコンサルにするのか SFプロトタイピングの実践

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ビッグテックはなぜSF作家をコンサルにするのか SFプロトタイピングの実践

  • ISBN:9784198658854

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内容説明

変化の激しい時代を生き残るには
現在の延長線上で
物を考えていてはダメだ。
正解/不正解でなく
必要なのは現実を超越した想像力。
SF作家の力が未来の企業を刺激する。

ビッグテックの多くが導入する
SF作家をコンサルに迎えた
未来の世界観構築「SFプロトタイピング」。

日本でも浸透し始めたこの手法を
ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏と
SF作家・小野美由紀氏が共同起業。
実践を基に記す一番わかりやすい
SFプロトタイピングのテキスト。

第1章 SFプロトタイピングにできること
なぜアメリカの大手企業は
SF作家をコンサルに雇うのか?
           文責・佐々木俊尚
文学がテクノロジーとビジネスに橋を渡す
未来の戦争を想像する欧米軍部
日本の技術者が想像できなかった
          スマホ支配の社会
未来都市「カルデサック・テンペ」の挑戦 他

第2章【実践編】
国内大手企業が見据える未来図
私が見た日本企業
「SFプロトタイピングの現場」
           文責・小野美由紀
「ありえない未来像」から
        現状の課題を炙り出す
日本のSFプロトタイピングの現状
必ずしも面白い小説である必要はない
小説を書くことでチームビルディング 他

第3章【特別収録】
SFプロトタイピングatワコール
『私の、美しい皮膚』 小野美由紀

第4章【特別収録】
SFプロトタイピングatカミナシ
『カミナシビジョン2030』 小野美由紀

SFプロトタイピング導入を経て――
   株式会社カミナシCEO・諸岡裕人氏

第5章 社内ワークショップをやってみる
未来の印刷会社はどうなる?
    「ありえそうな未来」を想像する!
「世界で一着、一冊」の
    プレミアム感が生まれる
「推し活」を支える未来の印刷会社の役割 他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y

1
例えば自動車。馬車から自動車に変わり、郊外のショッピングモールで一日過ごすライフスタイルが想像できたか 自動運転ではどうなる? 考える鍵は、どんな欲望があるか?どんな人間関係か?社会とどう関わっているか Fictionからバックキャスティングして現実を考え、自社のあり方を見直す。物語で人を動かす 例えば、2050年のxxなどのテーマを設定。テーマは抽象度を上げすぎず下げすぎない。結末綺麗すぎない やりたくない仕事、やっても評価されない仕事→AIに。何がある?逆に無くなって何する? 恥ずかしさなくなる2025/01/27

くら

0
疑問形の書籍タイトルの場合、私も同様の疑問を持ち手に取るわけだから回答があるべきと思う。本書の場合は「短期間でますます変化量が多くなるこれからの時代にビックテックがこれからも時代をリードするためにSF並のダイナミックな考え(スコープ)が必要」と言うことになるだろうか。1つの商品が少し世の中を便利にする、というのではなく、1つの商品が世界を変えてしまう(例:スマホ)レベルまできているので、この考え方を持てる事は大事だと思う。この考えをビックテック以外にも理解して欲しいという内容で、(続く)2025/03/28

黒とかげ

0
うーん。読んでいてまったくワクワクしない。ただのコンサルの売り込み。それ以上でもそれ以下でもない。2024/12/17

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