内容説明
「彼女こそ、私の運命の人だ！ 私は絶対に彼女と結婚する！」侯爵令息レスターに、舞踏会で突然宣言された伯爵令嬢ソフィア。彼は顔よし身分よしのスーパーエリート。一方ソフィアは、恋愛には興味０で領地経営に邁進する地味令嬢。……いや、私たち今日が初対面ですよね？ どういうこと!? 何かの間違いですぐに撤回されると思いきや、なぜか侯爵家はノリノリで、そのまま縁談が進むことに。戸惑うソフィアに熱い視線を向け、レスターは驚くべき告白をする。「私は――私は、頭が悪い」え、今なんとおっしゃいましたか？ 有能令嬢とちょっぴりポンコツな侯爵令息、こんな出会い方をするはずじゃなかった2人のハートウォーミングな恋物語。
※こちらの作品は通常版とサイン版がございます。本編の内容は同一ですので重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
33
これだけ相性のいい二人に流石精霊の賜物よと。男の矜持なんて・・。望む相手に足りない能力を任せればそれでいい。お互いが助け合っての領地経営。あぁ、もしもう一度若返れるならこんな男性見つけたいものですわ。今は老いて好々爺してる爺さんですが・・・今なお武田信玄？「動かぬこと岩の如し」。これも運命・・^^;。2025/07/07
カッパ
7
彼女が仕事に生きるところがある。というのも現代の感覚からいうと違和感ないのでヒロインを特異に感じることはない。面識のないイケメンはスパダリな感じ。精霊の加護など設定はあるがそのまではまらなかったな。2025/07/06
てみさま
3
初っ端からのレスターのやらかしに、一体どんなコミカルな話になるのやらと思ったら、普通のラブストーリーに落ち着いて、精霊たちとの絆に癒されながらのハッピーエンド。顔も性格も家柄も申し分なく対魔の腕も優秀なのに、恋愛ごとに関しては感情が暴走気味なレスターに、領地経営なら任せてのソフィアの気持ちがちゃんと追いついていくのがとても楽しくて面白かった。精霊の加護の対価が、ポンコツとか残念とかヘタレっていうのも面白い。2025/06/29
かける
1
ポンコツではないよね。対魔関係に突出してるだけ。歴代のやらかしエピソードには笑ってしまった。 被害が一気に直るのではなく、徐々に直っていくのが現実的でいいな。 妖精達の健気さが泣ける2025/06/25
みぃすけ
0
ほのぼのしたいときに良い話。2025/08/23
