ちくま文庫<br> デザインの仕事

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ちくま文庫
デザインの仕事

  • 著者名:寄藤文平【著】/木村俊介【聞き書き】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 筑摩書房(2024/09発売)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/13)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480439628

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内容説明

「好きなこと」を仕事にするとはどういうことだろう。それは、仕事という激しい作用と反作用のなかで、「好きなこと」を鍛えていくということだ。イラスト、デザイン、広告から装丁までと、様々な形で活躍する著者の仕事の哲学。新しいことをしたい、何かを作りだしたいと思っているすべての人に贈る。名インタビュアー木村俊介による聞き書き。

目次

まえがき/第一章 デザインの仕事をはじめた時/父と一緒にデッサンを描いた原点/予備校の先生に教わったこと/学生時代から、博報堂で働きはじめる/人には相談しにくい悩みとどう付き合うのか/横山光輝の『豊臣秀吉』が心の支えだった/独立した時に、何を「売り」にすればいいのか/発注、受注の壁を越える/第二章 デザインの仕事はどう変化してきたか/デザインとプレゼンをめぐる社会の変化/デザイナーとストーリーの関係の変化/いくつかの極の間のバランスをとっていく/土日と夜中に作った「大人たばこ養成講座」/マナー広告の際にデザインした「ピクトグラム」/時には、綺麗に整えすぎないという設計も/第三章 アイデアはどのように形にしてゆくのか/絵やデザインを成長、成熟させるということ/作る時間が二割、考えを「待つ」時間が八割/スランプはランダムな信号のようにやってくる/外部の人との連携も、制作することの一端である/枯葉が落ちてきて、シーツをふわっとさせるように/第四章 ブックデザインの仕事とは何だろうか/ブックデザインとは「批評」である/カバーにイラストを使うということ/読んでみて手がかりを考える/本の内容を言語化しておいたほうがいい/やり直しの話し合いでは、どうにじり寄っていくか/「いい装丁」と「売れる装丁」を両立させる接点/ブックデザインの品質と効率のはざま/日本語を使ってデザインするということ/第五章 デザインの仕事を続けていくということ/何かをつくり出す仕事と組織/デザインは「秩序を考える学問」のような面もある/アウトプットの技術を、体系化できるのではないか/アイデアと「アイデア観」/創造性と「狂気」との関係について/年長者も年少者も同じスタートラインに立つ時代/あとがき/文庫化にあたって/解説 吉川浩満

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうやけPC

1
タイトル「ワンチャンス」の本に犬の写真デザインしたらダジャレになりますがな(ワンちゃんだけに)2024/09/05

satosio

0
やさしい語り口でさらっと読めた。デザイン界の大御所なので、最初から才能に溢れており、真似できないよ!と思うのですが、思考プロセスとかは意外と共感できるところもあり、このように言語化できたら頭の中がスッキリするのかもしれないなあと思いました。でも理路整然だけではクリエイティブはできない、最後には狂気が必要というのはデザインにうとくてもうれしい言葉でした2024/11/17

meòrachan

0
佐藤可士和さん本人の本を読んだ時より佐藤可士和のことがよくわかった,というようにすごくロジカルに,ロジカルで詰めれないところまでも,ロジカルに記述されていて,とにかくすごい!寄藤さんのデザイン,なんとなく好きだったけど,デザインよりこの本が好きです2024/11/14

yokkoishotaro

0
デザインを改めて考えることができました。2024/08/29

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