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内容説明
300年以上の超難問であった「フェルマーの最終定理」が1995年A.ワイルズによって解決された。その際多大な貢献をしたのが「志村予想」であった。志村多様体論や高次虚数乗法論で知られる世界的数学者・志村五郎の自伝的随想。幼少期、学生時代、プリンストンでの研究生活、さまざまな時代の追想を交え75年の人生におけるエピソードを時に辛辣に、時に滋味深く綴る。特にアンドレ・ヴェイユ、カール・ジーゲル等、数学者との交流と評価、「志村予想」への自身唯一の言及は興味深い。
目次
一 はじめに/二 切繪図の世界/三 茶色のランドセル/四 宇宙の構造/五 子供の悩み/六 中学では/七 終戦前後/八 死について/九 いかに学んだか/十 邪念と 慢/十一 大学の三年間/十二 数学者としての出発/十三 教える身になって/十四 フランスでは/十五 プリンストン研究所では/十六 東京に帰って/十七 大阪での一年/十八 再びプリンストンに/十九 なぜあの文章を書いたか/二十 所かわれば/二十一 ユー・ウィル・ファインド・アウト/二十二 向う側/付録一 方程式を解くとは/付録二 知の継承が生む創造力/付録三 あの予想/あとがき/解説 きれぎれのおもいで 時枝正
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