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内容説明
村から“いけにえ”を選ぶ神の使いの白い鳥が消えた――。その白い鳥を連れ戻すことを命じられたのは、母親同士が犬猿の仲である、マキナとミシネットの二人の少女。旅立ちの間際、マキナは母親に毒を渡され、ミシネットを殺すように言い付けられてしまい…!? 表題作『白羽の矢を追って』、他『流砂の使者達』を収録した幻想的なオリエンタルファンタジー傑作集。 【同時収録】流砂の使者達
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ🐈
46
5年ぶりの岸辺の唄シリーズ新刊とのこと。そんなに経ってる⁉ とびっくりしつつ読み始め。相変わらずの不思議な世界……時々つながりがあやふやになるのも、まるで夜に見る夢(超大作のやつ)のようです。以前登場した人たちが出ていて、おお、お話が繋がっている! と楽しんだり。今回も豊かな夢の世界にお招きいただいて、本当にありがとうございます、という感じでした。次の新刊はもっと早く読めるでしょうか……。2024/10/12
コリエル
6
掲載されてる2本の話の筋が同じだとあとがきにあるが、そういう同じようなコード進行でそれぞれ面白く話を描けるところはやっぱり才能があるんだなと思ったね。エンたち鬼人は長命だから、最初のエピソードから何年経ってるのかよくわからなくなるな…エンの子供っていたっけ? と記憶も曖昧…2024/11/23
銀
3
久しぶりの大好き水シリーズ! ちょいと人物や時間がごちゃ混ぜになっちゃうのは、何時ものこと 笑 不思議な世界を何時も有難うございます。2024/11/15
ぽへぽへ
3
紙の本。めちゃ久しぶりらしい岸辺の唄シリーズ。今さんの長編お話は、周囲が主人公に何か隠してるけどそれを主人公が誤解したまま話が進んでいく、(特に子供の)男女が曖昧、未来と過去・夢と現実が曖昧、生者と死者が曖昧、で全体的にフワッとしているので一度で受け止めきれない。西の魔女の血縁皇子さまギャグ時空で結構好きだわ。エンの子供がちょっとおっきくなってるぅ!2024/10/14
ゴン
2
電子書籍。岸辺の唄シリーズ新刊。水に纏わる東洋風ファンタジー。登録はしてないけど最初からずっと読んでるが、処分してしまったのでかなりうろ覚え。百鬼夜行抄と同様話が複雑で2度読み必須。2編目のウダン皇子と盲目の王女は覚えていてその後が知りたかったので嬉しい。エンとスリジャの子供は男の子だったっけ?スリジャと一緒に攫われて‥それから思い出せない。これはもう一度揃えなければなるまい。2024/11/14