「あたりまえ」のつくり方 ――ビジネスパーソンのための新しいPRの教科書

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「あたりまえ」のつくり方 ――ビジネスパーソンのための新しいPRの教科書

  • 著者名:嶋浩一郎【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • ニューズピックス(2024/09発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910063324

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内容説明

続々重版!

「古いあたりまえ」は必ず変えられる。
その可能性を開いた本書は、明るい希望の光を私たちに与えてくれます。

山口周

SNS時代の「話題化」に必須のPR視点。広告だけに頼らない販売戦略の教科書!
足立光(ファミリーマート CMO・CCRO)

この本を読むと、PRは発明ではなく「生きざま」だと理解する。
松田崇弥・文登(ヘラルボニーCEO )

ノンアル、キャッシュレス、リモート勤務……は、いかにして「あたりまえ」になるのか?
新たな「常識」が日々、生まれる時代をリードするPR実践論、登場。
社会をつなげ、ビジネスを動かし、ブランドが愛される、PRの真髄は「合意形成」にあり。


こんな人におすすめ
・経営者/起業家/新規事業家/サービス開発者
・広報/PRパーソン/マーケター
・行政/NPOで社会課題の解決を目指す人

内容
いくら優れたアイデアやサービスでも、社会に浸透しないのはなぜなのか?
どうしたら市場を越境し、人々の「あたりまえ」になることができるのか?
本書は、PR界の第一人者である嶋浩一郎氏が30年以上の経験を凝縮し、パブリック・リレーションズ(Public Relations)の本質を問い直すことで、新しいアイデアやサービスを社会に浸透させ、ビジネスを加速するための実践的な思考と方法を記した指南書です。

「合意形成」を加速するPRの原則と方法
・複数のステークホルダーを巻き込んでいく
・ファクトベースで語る
・隠れた欲望「インサイト」を見つける
・欲望に「社会記号」を名づける
・ナラティブを生む余白で、受け手のクリエイティビティを発動させる
・フリクションをおこすリスクを予想する
…etc

広告やマーケティングだけではリーチできない、狭い市場の外の、社会とつながるアプローチとは。PRの5つの原則と7つの方法を通じて、立場の異なるステークホルダーと対話しながらアイデアを磨き、実現させていく方法を、豊富な事例とともに解き明かします。

広報やPRパーソンだけでなく、組織や社会を変えたい、ビジネスを動かしたい経営者や起業家、新規事業家、マーケター、サービス開発者、行政やNPOで社会課題の解決を目指す人など、あらゆるビジネスパーソンに、新たな視座とパワフルな戦略をもたらす著者渾身の一冊です。

目次
はじめに よりよい「あたりまえ」を目指す人に
 昭和から平成、令和へと。想像を超える「あたりまえ」の変化
1章 今、世界は新しい「あたりまえ」を求めてる
2章 違いを見つけるとほめられる「広告」、同じを見つけるとほめられる「PR」
3章 合意形成を加速するPRの5原則
 PRの原則1.自分でやらない。第三者を頼る
 PRの原則2.複数のステークホルダーを巻き込んでいく
 PRの原則3.対話をし続ける
 PRの原則4.社会視点で考える
 PRの原則5.ファクトベースで語る
4章 新しい「あたりまえ」をつくる7つの方法
 補助線1.【インサイト】隠れた欲望を見つける
 補助線2.【社会記号】欲望に名前をつける
 補助線3.【社会視点】市場の外に出て、社会の視点から見立てる
 補助線4.【ナラティブを生む余白】受け手のクリエイティビティを発動させる
 補助線5.【ファクトの発見】知られざるファクトを共通言語にする
 補助線6.【オーセンティシティ】問うべき人が問う
 補助線7.【リスク予想】新しい概念は古い概念とフリクションをおこす
5章 みんなが乗れる船をつくる━━博報堂ケトルの仕事
6章 違いの中から同じを紡ぎだす「エンパシー」の力
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

17
広告は差別化し、PRは共通点を探る。新しい「あたりまえ」を生み出す行動=①自分でやらずに第三者に頼る②複数のステークホルダーを巻き込む③対話し続ける④社会視点で考える⑤ファクトベースで語る。補助線=①インサイト(隠れた欲望)②社会記号③社会視点④ナラティブ(物語)⑤ファクト(事実)⑥オーセンティシティ(信憑性)⑦リスク予想⑧ダイバーシティ(多様性)⑨サステナビリティ(持続可能性)⑩エンパシー(共感)。みんなが求めている隠れた欲望を掘り起こし、新しい「あたりまえ」=みんなが安心・便利な世の中を創ろう。2025/07/23

パダワン

9
ABCでの康太郎さんとの読書会に参加し始めてから嶋さんのファン。 門外漢なので、まずはPRと広告が違うものだと言うことに驚き! PRとは、パブリック・リレーションズの略。 新しいあたりまえのためにたくさんのステークホルダーと対話し合意形成を目指す。 つまりアウフヘーベンしていく。 広告業界に限らず、いろんなビジネス・パーソンに使える技術であり考え方だと思う。 コンテクストデザインにも通じる。 個人的には一作り手として、誤読を良しとする考えにモヤモヤしていたが、ここでは一定の答えが見出せた。2025/06/22

さっちん@顔面書評

5
PR(パブリック・リレーションズ)の本質について学べる一冊。 新規事業開発担当者も読んでおくべきと思いました。 新しい「あたりまえ」をつくり、世の中をより良い方向に進めるために何をすべきかが分かりやすくまとまっています。 合意形成のステップは ①認知の獲得 ②認識の変化 ③行動の変化 であることをベースに、合意形成を加速するための原則や、より円滑に浸透させるための補助線はとても参考になりました。2024/11/11

yyhhyy

4
この人の本は毎度勉強になる。広告は違いを作りPRは共通点を探すという指摘やコンカーが経費DXをロビイングしてくれたことなど、鋭い指摘や納得感のある事例が並ぶ。2025/07/20

ここんた

1
人からのおすすめ本。PRに携わる場合は必読。2025/06/14

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