角川文庫<br> 新訳 ハムレット 増補改訂版

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角川文庫
新訳 ハムレット 増補改訂版

  • ISBN:9784041149928

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内容説明

「声に出して心地よい、聴いていて心地よい、注釈が心地よい」
野村萬斎さんプロデュース

日本初! 原文のリズムとライムを全訳した驚異の新訳。最新研究を反映した決定版!

「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
父王を亡くした王子ハムレットは、母を娶って王座を奪った叔父を憎む。ある夜、父の亡霊から、自分は叔父に毒殺されたと聞かされるが、はたしてそれは真実か? 迷いつつも気がふれたふりをして復讐の時を待つが…。
日本初、原文のリズムとライムを全訳した驚異の新訳! 声に出して読めばわかる! 最新研究を反映し増補改訂! Fに基づき、Qとの違いも全て注記した決定版。
後口上:野村萬斎

【野村萬斎さんが選ぶシェイクスピア名作4選】

新訳 ハムレット
新訳 マクベス
新訳 夏の夜の夢
新訳 まちがいの喜劇(←「ややこしや~♪」の原点)

目次

新訳 ハムレット 増補改訂版
増補改訂版 訳者あとがき
後口上 日本演劇(ジャパニーズシアター)への翻訳(トランスレーシヨン) 野村萬斎
増補改訂版 後口上 初訳・初演から二〇年の時を経て 野村萬斎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
シェイクスピアの訳本は今までにかなり読んできています。坪内逍遥と福田恒存は数冊、小田島雄志と松岡和子はほとんど全作品でこの河合先生の訳は初めてです。河合先生の英語訳の教科書(?)をどこかで読んでいいと思ったので手に取りました。狂言師の野村萬斎さんとのコラボのようです。非常にテンポがよく私のフィーリングに合いました。また注が同じページの下段についていることも読みやすさにつながります。少し河合訳を読んでみようと思います。2025/10/17

おたま

56
シェイクスピアの本を読むのは初めて。改めて『ハムレット』は戯曲だったのだと再認識。翻訳の河合祥一郎は、「100分de名著」でもシェイクスピア『ハムレット』を担当しており、その研究の成果も取り入れられている。特に、英語で韻を踏んでいるところを、日本語翻訳でも正確に行っており、驚く。その背景には、狂言師・野村萬斎との間での、執念とも呼ぶべき原文の読み込み、そして実際に上演した時の発話の練り込みがある。この本を読んでいく際に知っていた方がよりよく理解できることを、膨大な脚注として掲載もしている。驚くべき戯曲だ。2026/05/14

ピンガペンギン

37
野村萬斎の協力を得て原文のリズムに徹底的にこだわった翻訳だという。そのためか、とても読みやすいと思った。だが読み終わって感動したかというとそれほどでもなく、ハムレットが民衆の人気者というのが、それ程実感できなかった。(王妃の台詞で、太ったのね、という箇所がある)俳優が演じたら、その表情だとか声だとかで納得するのかもしれないが。約一年前に読んだ「オセロー」「ロミオとジューリエット」の方にひかれる。2026/05/24

kamekichi29

8
シェークスピア作品を初めて最後までちゃんと読んだかも。結構読みやすかった印象。 韻律にこだわった翻訳だそうで、そういうものは他にはないとか。2025/02/11

いっこ

5
セリフの言い回しが日本の古典芸能みたいだと思って読んでいたら、野村萬斎氏の依頼で翻訳されたとのこと。イモージェンシリーズで使われた『ハムレット』を知ろうとするのなら、この翻訳じゃなかった方がよかったかもしれない。ただ、若い時には、ハムレットとオフィーリアは相思相愛だと思い込んでいたのだが、とんでもない誤解だった。「優柔不断」でかたづけられない未熟な人間性を見た。かの名セリフに関する解説なども面白く読んだ。2026/05/08

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