内容説明
コウテイペンギンはお父さんがミルクを出す!? ツキノワグマのお母さんの奮闘子育て! マウンテンゴリラのパパの背中はかっこいい!! 性別を変えるカクレクマノミにびっくり仰天。さまざまな環境でくらす生きものたちは、どんな「かぞく」のカタチがあるのでしょう。生きものが好きな子はもちろん、動物や魚のくらしに興味を持ち始めたお子さんにもぴったりの、オールカラーで絵本のように読める生き物ノンフィクションです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
18
家族とは一つ屋根の下に住む、雇用関係のない人間のことだ、ってのが法的な定義だそうで、血縁の有無は関係ないんや、と意外でした。しかし非人間世界では血縁こそが家族。それもオスとメスと、両者によって生み出された次世代を含んでこそのもの。竹内久美子のように、生き物とは自分の遺伝子を残すためだけに生きているって説は、子を殺す動物には当てはまるけど、子に注ぐ眼差しを優しいと思ってしまうのは人間が勝手に物語を作ってるだけなのかな。たしろちさとさんの絵は、眼差しがとにかく優しい。そして、動物の気持ちに一切言及されていな→2024/02/18
けいねこ
8
カラス、ペンギン、クマノミ、クマ、ゴリラ、それぞれの家族としての生態の特徴を、簡潔で、的確な、わかりやすい言葉で説明している。読んであげるなら5,6才から、自分で読むなら小学低学年からとのこと。この本を手掛かりに、いろいろな生き物やそれぞれの生き物と人間との違いについて、興味を持ってくれればと思う。2023/12/21
タンタン
7
カラス、ペンギン、クマノミ、クマ、ゴリラの家族の形をイラスト豊富に科学的というより、物語で伝えてくれる本。文章量が少ないので低学年から読める。2024/02/18
まるす
5
クマノミの話は知らないことばかりだった。クマの独り立ちのシーンがぐっとくる。親しみやすい絵が良い、クマノミ登場シーンの海の情景が美しい。2024/06/02
クロノ
2
ペンギンの子育てが興味深かった。 オスの足の上で卵を温めるって、すごい大変そうだ…2025/05/29