内容説明
おもしろい形の家をさがして、世界じゅうを飛びまわっている写真家の小松さんが、「屋根がさかさまの家」「みんなで輪になって暮らす家」「えんとつで息をする家」など、とっておきのゆかいな家を紹介します。家の外観だけでなく、家の中のようすも、楽しいイラストでたっぷりと見せます。住んでいる人々はもちろん、細かく描かれた家の中の飾りや、いっしょに暮らしている動物にも注目! あなたはどの家に住んでみたいですか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
378
写真と文は写真家の小松義夫、西山晶の絵。家の内部構造などを語るには絵の威力が大きい。巻頭はよく知られたモンゴルのパオ。以下には福建省(中国)の土楼やマラムレシュ地方(ルーマニア)の屋根に目のある家、マトマタ地方(チュニジア)の蟻の巣のように土中に掘られた家、チバヤ(ボリビア)のドングリ形の家など、なんともユニークな家を紹介する。こうして並べて眺めてみると、いずれもがその地の紀行風土と密接に結びついていることがよくわかる。住んでみたいかと問われれば、短期間ならと答えそうだが。2022/11/20
KAZOO
187
これは楽しい本でした。世界各国のあまり見たことのない家がその外観の写真とともにイラストでの内部の様子がわかるように解説されています。その地域の気候あるいは家の原材料などの関連からこのような家に住むようになったのでしょう。中国の円形の家などは映画などで見たことがあります。2017/05/17
Aya Murakami
91
図書館本。 中国の円形かつ中庭があるおうちは母校の高校の校舎をおもいだします。大勢に住むおおきなお家らしいです。児童文学の角野さんいわくにらみ窓のおうちも登場。2024/06/30
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん
75
読み友様からのご紹介本です📚ビックリなおうちばかり!モンゴルは有名ですが中身は本当に豪華です。ヴィーガン職も豊富と聞いて行きたくなりました。友人が何人か行ってますが良かったそうです😊インドネシアのおうちの屋根には神様が宿っている。さすが神の国。チュニジアは地下におうち。暑くて寒くて大変だけど地下なら一定温度に保たれて快適に住める。子ども向けだけど知らない事ばかりで面白かったです。2022/11/26
♪みどりpiyopiyo♪
70
「人の営み」が大好きです。自分や誰かの暮らしや住まいを知ったり、考えたり、工夫したり。自分とは違う暮らしをしている人には興味津々。世界のあちこちを訪ねて「ちょっと見せて♪」「お話聞かせて♪」って言えたらどんなに楽しい事でしょう♡ ■この本とっても楽しいの☆ おもしろい形の家を探して世界中を飛びまわっている写真家の小松さんが、とっておきの愉快な家を紹介してくれます。■近代化されていないfolkloreな家家の、なんて楽しく合理的なこと! 土地土地に合わせた太古からの工夫が楽しいご本でした(1997年)(→続2020/07/07
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