内容説明
あらすじと史実の解説で、オペラが「わかる・楽しめる」ようになる入門書!オペラの曲や作品名は聞いたことがあるものの、内容はよく知らないし、なんとなくハードルが高いと感じている方も少なくないでしょう。実はオペラは、復讐・愛憎・駆け引きなど人間くさいテーマが多く、外国語であっても、あらすじがわかれば親しみを持って楽しめるものがほとんどです。またオペラは、史実そのものを題材としているものも数多くあります。ですから歴史のあらましを知っておけば、オペラの理解も深まりますし、歴史の勉強にもなります。本書では、第Ⅰ部でオペラで使われる用語や鑑賞の仕方などの基礎知識を解説し、第Ⅱ部で有名なオペラ20作品を取り上げています。作品ごとにあらすじや見どころ・聴きどころなどを紹介し、さらに作品にまつわる実際の歴史(おもにヨーロッパ史)を解説しています。作曲家が生きた時代や原作の社会的背景などもわかり、あらすじは単なる要約ではなく、臨場感豊かに描かれているので短編小説のように楽しめます。教養として知っておきたいオペラの知識と魅力が詰まった一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もえ
20
地方にいると本格的なオペラの舞台を観る機会は殆ど無いがTVやラジオでオペラ番組を視聴するのが昔から好きだ。本書にはオペラ20作品が歴史に登場した順番に紹介されていて、あらすじから聴きどころ背景にある歴史までが解説されている。20作品のうち半分以上は馴染み深く、YouTubeなどでお気に入りの歌を聴いて感動を新たにした。トリビア的なことも書かれており、例えば、モーツァルトの『フィガロの結婚』の「手紙の二重奏」は映画『ショーシャンクの空に』で感動的なシーンに使われるが、裏の意味を知るとニヤリとさせられる等…。2025/02/24
たかぴ
4
オペラの歌をYouTubeで再生して読むと少し近づく感じ。2024/11/30
ブネ
2
【MEMO】 あらすじと史実の解説で、オペラが「わかる・楽しめる」ようになる入門書! 本書では、第Ⅰ部でオペラで使われる用語や鑑賞の仕方などの基礎知識を解説し、 第Ⅱ部で有名なオペラ20作品を取り上げています。 作品ごとにあらすじや見どころ・聴きどころなどを紹介し、 さらに作品にまつわる実際の歴史(おもにヨーロッパ史)を解説しています。 教養として知っておきたいオペラの知識と魅力が詰まった一冊です。2024/10/31
Go Extreme
2
オペラの基礎知識: 楽しみ方 用語集 歴史 教養としての20選: モーツァルト『フィガロの結婚』・『ドン・ジョヴァンニ』・『魔笛』 ロッシーニ『セビリアの理髪師』・『ウィリアム・テル』 ベッリーニ『清教徒』 ドニゼッティ『連帯の娘』 ヴェルディ『リゴレット』・『椿姫』 ワーグナー『マイスタージンガー』 ムソルグスキー『ボリス・ゴドゥノフ』 ビゼー『カルメン』 マネス『マノン』 ボロディン『イーゴリ公』 R・シュトラウス『サロメ』 プッチーニ『トスカ』・『蝶々夫人』『ジャンニ・スキッキ』『トゥーランドっと』2024/10/03
細川 カヲル
0
昔音楽の教科書で演劇関係のページを眺めてたなという事を思い出しながら読んでました。オペラの基礎知識から有名作品のあらすじ、作中もしくは初演の時代背景を踏まえながら学んでいく書籍。授業という学問ではなくオペラそのものに軸を固定しているからこその切り口だったのではないかと感じた。 オペラというと昔西洋で誕生したお堅い舞台芸術なイメージがあったけど題材の選び方とかを知ると、日本の芸術・文学、それも過去だけではなく今にまで通づる所があるなと感じて一気に距離が縮まったような気がした。2025/03/14
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