幻冬舎単行本<br> ダブルマザー

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幻冬舎単行本
ダブルマザー

  • 著者名:辻堂ゆめ【著】
  • 価格 ¥1,776(本体¥1,615)
  • 幻冬舎(2024/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344043480

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内容説明

飛び込み自殺を図り、死亡したひとりの女性。
なぜか、母親を名乗る女性が二人現れて。
二人の母親が、娘の死の真相に迫る衝撃のミステリー!

うだるような真夏日、ひとりの女性が駅のホームに飛び込んだ。そこに、なぜか母親を名乗る二人の女性が現れる。
性格も家庭環境も全く異なる二人の共通点はただひとつ。娘のことを何も知らない。
死んだのは自分の娘なのか。なぜ、死んだのか。違うなら自分の娘はどこにいるのか。二人の母親は、娘たちの軌跡を辿り始める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

334
辻堂 ゆめは、新作中心に読んでいる作家です。本書は、W毒母親イヤミス青春譚の佳作でした。彼女達は、今後どうするつもりでしょうか❓https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344043480/2025/01/04

のぶ

179
女性の電車の飛び込みの場面から物語は始まる。娘の死を嘆く母親のもとに、亡くなったのは自分の娘だともう1人の母親が現れる。どっちの娘が亡くなったのか、敵対していた母親同士が、真実を探すため協力し合う。次第に娘の人生が明らかになっていく。合わせて家族のあり方や、親子関係とはどんなものなのかという事を考えさせられるものとなる。作品のテーマについてはいいものなのではないかと思ったが、現実にこんな状況はとても考えられるものではなく、話について行くのに辛いところもあった。一つのイヤミスで、エンタメとしてはありです。2024/10/04

モルク

174
電車に飛び込み自殺をした若い女性。彼女を自分の娘だと主張する二人の母親。歪な家庭環境の鈴と母の期待が高かった詩音、整形により瓜二つのとなった二人だが自殺したのはどちらなのか…娘を想い改心する母親と思いきや真相はとんでもない方向に…いやぁびっくりした。昔は家の電話で子供の交友関係はある程度把握されていたけど携帯電話の普及によりそれも難しくなった。子供のことって知っているようで案外知らないものかも。何とも後味の悪い作品だった。2025/01/29

はにこ

158
娘が自殺。2人の真逆な母親。本当はどちらの子どもだったのか?多分だけど、顔半分なくなってたらDNA判定すんじゃないかな。遺留品あっても。は置いといて、この謎、まさかの結果だったな。2人だけの世界すぎて怖い。。こんな生き方、いつまでできるんだろうね。2025/01/23

となりのトウシロウ

138
娘が電車に飛び込み自殺をし、傷心の母親が遺品のバッグを改めると、見覚えのない別人の財布とスマートフォンが隠されていた。そこから辿った先で、死んだのは自分の娘だと言い張る別の母親が現れ・・・。顔を整形して戻ってきてから別々の二つの家に帰ってきた娘は一体誰なのか。前半から薄々正体が分かったものの、どうしてこんな事をしたのか分からず、読み進めるとそれぞれの家庭で問題を抱えて母親にも相談できなかった娘の姿が。あれ、想像と違ったと思ったらもう1章残ってた、ホッ。面白かったけど、この展開は無理がありますねぇ。2025/03/20

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